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【移籍】ボルシアMGが町野修斗の獲得を検討「他のブンデスリーガなど多くのクラブから憧れの的」

町野修斗 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

キールとの「契約解除条項」は満了か。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・メンヒェングラードバッハ(ボルシアMG)が、同2部に降格するホルシュタイン・キールに所属しているサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FW町野修斗(Shuto MACHINO)の獲得を検討しているという。

 2024-25シーズン、初のブンデスリーガ1部のステージを踏んだ町野は、リーグ32試合・11得点、公式戦通算34試合・12得点を記録。5大リーグでさっそく二桁ゴールを達成した。

『トランスファーマルクト』によると、町野は2027年6月までキールと契約を結んでいるという。一方、『スカイ』のフロリアン・フレッテンベルグ氏が7月12日にエックス(@Plettigoal)で、キールの設定していた「契約解除条項」が期限切れにより無効になったとレポートした。

 そうしたなかで、「25歳のストライカーは、ボルシア・メンヒェングラードバッハや他のブンデスリーガなど多くのクラブから憧れの的となっている」と、板倉滉の所属するボルシアMGなどが獲得を検討していると伝えている。

 キールは移籍金として、最高1000万ユーロ(約17億円)を希望しているそうだ。さらに同氏はキールの強化責任者(マネージング・ダイレクター)であるオラフ・レッベ氏について「厳しい交渉相手となるだろう。問い合わせは受け付けている」ということだ。

 トップリーグへのこだわりや憧れも、きっとあるに違いない。一方、これまでキールにほど近いブンデス1部ハンブルガーSVも獲得に動いていると噂されてきた。湘南ベルマーレから移籍加入3シーズン目、再びキールの1部復帰に懸けるという選択肢も、もちろんある。

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 1年後の北中米ワールドカップ(W杯)の日本代表入りを目指すストライカー町野だが、一体、どのような決断を下すのか。