【3位決定戦スタメン予想】冨安復帰、吉田、遠藤ら先発へ。久保は…2時間前倒しのメキシコ戦!東京五輪サッカー男子日本代表、銅メダルなるか
開始時間は2時間前倒しに「18時」に。メキシコとの3位決定戦に臨む東京オリンピック日本代表のスタメン予想。(C)SAKANOWA
「Aパターン」ならば、主力勢が6戦連続でスタート。しかし疲労は相当なだけに…。
[東京五輪 3決] 日本 – メキシコ/2021年8月6日18:00/埼玉スタジアム2002
東京オリンピックのサッカー男子3位決定戦、日本代表対メキシコ代表戦が8月6日、埼玉スタジアムで行われる。キックオフ時間が試合前日夜になって急きょ2時間前倒しの「18時」に変更された。
日本が勝てば1968年のメキシコ大会以来53年ぶりの銅メダル獲得、負ければ2012年のロンドン大会に続く4位。今大会のグループリーグ2節でも対戦していて、日本が久保建英の先制点と堂安律のPKによるゴールで、2-1の勝利を収めている。
日本のスタメンを予想したい。
日本は決勝トーナメントに入り、ニュージーランド戦(△0[4PK2]0)、スペイン戦(●0EX1)と2試合連続で延長120分間を戦い切っている。しかもグループステージから5試合連続、中2日という超過密日程をこなしてきている。
今回も「中2日」。森保一監督はここまで、ケガと出場停止以外では、ほぼターンオーバーを採用してこなかった。その主力への“信頼”を優先する『Aパターン』であれば、今回も主力勢でスタートし、試合途中に選手交代によって変化を加えることになる。
まず、指揮官が「絶対的な戦力」として迎え入れた吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のオーバーエイジ組は、ケガなどアクシデントがなければ外すことはないだろう。
一方、明らかに疲労の感じられる5試合連続出場組の久保と堂安だが、指揮官は二人をある程度「セット」として考えいることが、今大会の起用法からも分かる。レフティコンビを揃って先発起用、あるいはベンチスタートにして「切り札」にさせるか――。
また、冨安健洋が出場停止明けで、最終ラインに入る。フル稼働してきたボランチの田中碧は板倉滉と入れ替わる可能性もある。
左MFは、森保監督の評価する旗手怜央が有力か。ただ、ペナルティエリア内へ自分でボールを持ち運べる力を考慮すれば、相馬勇紀の起用も十分あり得る。スペイン戦ではメンバー外だった三笘薫だが、ここでは無理をさせないと見られる。
センターフォワードは、コンディションさえ良ければ上田綺世が先発するだろう。またスピードスター前田大然はスペイン戦では不慣れな右MFで起用されて持ち味を発揮できなかった。できれば最前線、せめて左MFで起用してほしいところだ。 が、意表をついて右MFでのスタートからの起用もあるか!?
なおフル代表でのFIFAランキングはメキシコが11位、日本が28位。
また、同日開催されるサッカー女子のスウェーデン対カナダ戦は21時、横浜国際総合競技場での開催に変更された。当初は11時、国立競技場で予定されていた。
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[文:サカノワ編集グループ]