【リバプール】イサクに古巣が「裏切り者」の大合唱、遠藤航はベンチ入りし…
遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
90+9分、ソボスライがPKを沈めて2-2ドロー。
[プレミアリーグ 第1節]ニューカッスル 2-2 リバプール/2026年8月23日/セント・ジェームズ・パーク
イングランド・プレミアリーグ第1節、リバプールFCがニューカッスル・ユナイテッドと2-2で引き分けた。昨夏ニューカッスルからリバプールへ移籍したFWアレクサンデル・イサクにとって、約1年ぶりとなるセント・ジェームズ・パークへの帰還。古巣サポーターから猛烈なブーイングを浴びた。
現地メディア『Liverpool.com』によると、キックオフの約3時間前から、スタジアム周辺ではニューカッスルサポーターのグループが、イサクに対して「Isak’s a rat」とチャント。リバプールのチームバスから降りた際にも、「Rat、Rat、Rat(裏切り者)」と厳しい言葉が浴びせられたという。
昨夏の移籍を巡る一連の経緯もあり、ニューカッスルサポーターのイサクに対する感情は、約1年が経過しても収まっていなかった。試合前だけではなく、試合中も激しいブーイングが続いた。
その雰囲気に乗ったニューカッスルが開始早々から主導権を握る。開始5分以内にアントニー・エランガが抜け出して先制点を奪った。
リバプールはコーディ・ガクポのゴールで追いついたものの、ニューカッスルに再び勝ち越しを許す。
一方、注目されたイサクは古巣を相手に存在感を発揮できず。フロリアン・ヴィルツとの前線のコンビも、ニューカッスルの強度の高い守備に苦しんだ。
『Liverpool.com』はイサクについて「ほとんど試合に関与できなかった」と指摘。シュートを大きく外した場面では、ニューカッスルサポーターから大歓声が起き、イサクは天を仰いだ。その姿からもフラストレーションが伝わってきたと報じている。
それでもリバプールは最後まで諦めなかった。1-2で迎えた後半アディショナルタイムの90+8分、PKを獲得。ドミニク・ソボスライがこれを沈め、土壇場で2-2に追いついた。
今季からアンドニ・イラオラ監督が率いるリバプールにとって、課題も浮き彫りになった開幕戦となった。とりわけ中盤ではニューカッスルにスペースを与え、ヴィルツを含めた前線とのバランスにも改善の余地を残した。
そしてイサクにとっては、古巣サポーターの感情を改めて突き付けられる一戦になった。リバプールの新たな攻撃の中心として期待されるなか、ここから結果で応えていけるかが注目される。
リバプールの日本代表MF遠藤航はベンチ入りしたものの、出場機会は訪れなかった。




