【清水】ストライカーの共鳴、北川航也「鈴木優磨の活躍は気にしていました」。2025年目標のゴール数は…
清水の注目ポイントに「チーム愛」を掲げた北川航也。写真提供:
Jリーグ
対戦したいチームは――。
[J1 1節] 東京V – 清水/2025年2月16日14:00/国立競技場
J1リーグ清水エスパルスのFW北川航也(Koya KITAGAWA)が2月10日、Jリーグキックオフイベントに出席し、16日に国立で開幕を迎える東京ヴェルディ戦に向けて、そしてクラブにとって3シーズンぶりとなるJ1リーグの戦いへ抱負を語った。
今季もキャプテンを担う北川が対戦を楽しみにしているのは「ヴィッセル神戸」だ。
「J1のチャンピオンと試合できるのは昇格したからこそ。自分たちのやってきたことを出して、代表クラスの選手にチャレンジできます」
また対戦が楽しみな選手を問われると……。
「3年ぶりですし、ヨーロッパから帰ってきて(2019年7月から2022年6月までラピド・ウィーンでプレー)かなりメンバーも変わっています。(欧州でプレーしている間も)同い年の鹿島の鈴木優磨の活躍は気にしていたので、対戦を楽しみにしています」
そのように同い年のストライカーであるアントラーズの鈴木と再び対戦できる日を心待ちにしていた。
「あと立田(悠悟、ファジアーノ岡山)も対戦するとなれば初めて。センターバックとFWとしてマッチアップするので、楽しみです」
そして開幕の国立での東京Vとの決戦に向けて。北川は強い意欲を示した。
「2023年のプレーオフ決勝以来の(国立での)対戦で、注目度は自然と高くなりますが、しっかり地に足を着けて表現するだけです。相手どうこうではなく、どれだけ自分たちのサッカーができるか。ここまでやってきたことを表現したい。FWなので得点、あるいは得点に絡むプレーをしたいです」
今季の目標として「2018年の13ゴール以上」、キャリアハイとなる得点数を掲げた。
昨シーズンはJ2からの昇格組であるFC町田ゼルビアと東京ヴェルディが躍進を遂げ、一方、ジュビロ磐田は1年で降格している。
「チームとしての目標は10位以内。さらに上を目指します。東京ヴェルディの結果は自分たちに自信を与えてくれました。ブレずに全員が同じプレーを意識することが一番大切です。ヴェルディはその点を示し、見習うべきところはあります。そういったブレない姿勢を清水が貫ければ、自然と結果はついてくると思います」
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昨シーズンはリーグ34試合・12得点・6アシストを記録し、最前線からJ1昇格へと牽引した。28歳と脂に乗るエスパルスのストライカーが、チームとともに、さらなる飛躍を誓う。