【移籍】上田綺世に届いた「唯一の正式オファー」。しかし本人が拒否か。その理由とは? 今夏の移籍には前向き

上田綺世 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

提示額は「約37億円超」。フェイエノールトは約46億円を要求

 オランダ1部フェイエノールトに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FW上田綺世(Ayase UEDA)が、今夏の移籍には前向きであるものの、トルコ1部フェネルバフチェSKへの移籍を希望していないという。トルコ人の移籍ジャーナリスト、エクレム・コヌル氏が8月25日に自身のSNSで伝えた。

 コヌル氏によると、上田は新天地を求めること自体には前向きだという。しかし、「上田綺世は今夏の移籍に前向きだったが、トルコへ行くことは望んでいなかった」と伝えている。

 さらに同氏は、現時点で上田に正式オファーを出しているクラブについて、「これまでのところ、オファーを出した唯一のクラブがフェネルバフチェだ」と伝えている。

 フェネルバフチェの上田獲得への動きは、8月上旬からトルコ、オランダなど複数のメディアで報じられてきた。

 トルコメディア『A Spor』はオランダメディア『De Telegraaf』の報道を引用し、フェネルバフチェが27歳のストライカーに対して正式オファーを提示したと報道。その移籍金は「2000万ユーロ(約37億円)を超える」規模だったという。

 一方、フェネルバフチェの提示額とフェイエノールト側の要求額には開きがある。フェイエノールトは上田の移籍金として約2500万ユーロ(約46億円)を求めているという。条件を満たすオファーが届き、上田本人も移籍を希望すれば、クラブは交渉をまとめる考えだという。

 上田とフェイエノールトの契約は2028年6月まで残っている。昨季はエールディビジ31試合で25ゴールを決めて、日本人初となる得点王に輝いた。フェイエノールト加入後、サンティアゴ・ヒメネスの控えという立場から正ストライカーへと上り詰め、その市場価値を大きく高めた。

 今夏にはプレミアリーグからの関心も伝えられてきた。ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC、リーズ・ユナイテッドFCがフェイエノールトに接触したものの、具体的なオファーには発展しなかったと現地メディアでは報じられている。上田自身はプレミアリーグへの移籍を希望しているという。

 ただ、唯一正式オファーを出しているフェネルバフチェへの移籍に、上田本人は乗り気ではないという構図だ。

 移籍市場は最終盤を迎えている。果たして、日本代表のエースストライカーが望むリーグから新たなオファーは届くのだろうか――。

いま読まれている記事

異例の「スポンサー契約解除」。福山シティFC、ユニフォーム胸広告の掲出を終了

FC東京が「侮辱的な替え歌」に注意喚起。SNSでの誹謗中傷など複数の事象を問題視

【サッカー日本代表】10月横浜&国立開催キリンカップのチケットを販売。「視覚障がい者席」「知的・発達障がい者席」「車椅子席」…