Jリーグ入りは!? FWベンゼマがアル・ヒラルと契約解除、移籍に加え引退も視野
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MLS、サウジ国内、古巣リヨンなど複数の選択肢が浮上
サウジアラビア1部アル・ヒラルに所属していた元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が8月30日、クラブとの契約を双方合意のもとで解除した。38歳の元レアル・マドリードのエースストライカーはフリートランスファーとなり、新天地への移籍とともに現役引退を含め今後を検討する。
フランス紙『レキップ』によると、アル・ヒラルはベンゼマに契約最終年度の給与を全額支払うことで合意したという。今年2月にアル・イテハドから加入したものの、その「結婚生活」はわずか16試合、約半年で幕を閉じることになった。
ベンゼマはアル・ヒラルで公式戦16試合に出場し、10得点・5アシストを記録。決してパフォーマンスが大きく低下したわけではない。それでもクラブは前線の刷新に踏み切り、アストン・ヴィラからイングランド代表FWオリー・ワトキンスを獲得した。さらにブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの加入も取り沙汰されている。
今後については、各国メディアの見方が分かれている。
スペイン紙『AS』は、ベンゼマにはMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)を含む複数のオファーが届いていて、本人は現役続行を希望していると報じた。古巣アル・イテハドへの復帰、あるいはアル・シャバブなどサウジアラビア国内の別クラブへの移籍も候補に挙げている。
一方、アラビア語圏では異なる情報も出ている。サウジアラビアのアル・シャバブが獲得に動いたものの、ベンゼマが移籍を断り、現役引退へ傾いているという報道もある。その一方、サウジ国内でのプレー続行を選択肢に残しているとも伝えられ、本人の最終決断を待つ状況だ。
そして『レキップ』は、新たなクラブへの移籍、引退に加え、プロキャリアをスタートさせたオリンピック・リヨンへの復帰も将来のシナリオとして挙げている。ただし、いずれも現段階で具体的な交渉が進んでいると確認されたわけではない。
果たして、Jリーグ入りの可能性はあるのか――。
8月31日時点で、日本のクラブからのオファーや接触を伝える具体的な報道はない。ただ、契約解除によって移籍金は発生しない。欧州復帰、MLS、サウジ国内という既報の選択肢に加え、日本を含むアジアのクラブにも獲得の扉は開かれた。
もちろん最大のハードルはやはり桁違いの年俸になる。とはいえ今回、残りの給与が保証されたのであれば、新天地では報酬以外の要素を重視する可能性もある。レアルからオファーを受けながらベンゼマがサウジを選択したように、可能性は決してゼロではない。ただ指を咥えているだけでなく、アタックするJクラブが出てきてほしいところ。何より、これまでのプロキャリアで半年を越すような離脱がないというのも、この世界屈指のストライカーの魅力だ。
2022年のバロンドール受賞者は、レアル・マドリードでUEFAチャンピオンズリーグを5度制覇。フランス代表では通算97試合・37得点を記録している。世界屈指のセンターフォワードはユニフォームを脱ぐのか。それとも新たな国で、もう一度ゴールを狙うのか。
ベンゼマは数日以内にも、その進路について結論を出すと見られている。
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