×

ヴィッセル神戸、C大阪を下し首位に並ぶ。大迫勇也の鬼ポストから広瀬陸斗が強烈キャノン砲、トゥーレル渾身ヘッド弾!

神戸の大迫勇也。写真上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

この日はウイングではなく右サイドバックで殊勲の決勝ゴール。

[J1 30節]神戸 2-1 C大阪/2024年9月13日19:04/ノエビアスタジアム神戸

 J1リーグ30節、ヴィッセル神戸がマテウス・トゥーレルと広瀬陸斗のゴールを守り切り、セレッソ大阪に2-1の勝利を収めた。C大阪はレオ・セアラが得点ランキング1位タイとなる17点目を決めたものの、あと一歩及ばなかった。

 神戸は立ち上がりから攻勢に試合を進め、開始2分、コーナーキックからマルクス・トゥーレルが渾身のヘッドで押し込み先制する。さらに11分、大迫勇也のペナルティエリア内での鬼プレスで相手ディフェンダーを3人引き付けると、後方へのパスを広瀬がフリーで合わせる。今季ウイングでも起用されてきた28歳が、この日は右サイドバックに入るとミドルレンジから強烈なキャノン砲を叩き込んだ。

 後半はアウェーチームが挽回。51分、CKからGK前川黛也に空中戦で競り勝つというジャンプヘッドで、レオ・セアラがリーグ17点目となる一撃を決める。

 それでも神戸がそのあと耐えて勝利! 勝点55に伸ばして、明日試合のある首位のサンフレッチェ広島、2位のFC町田ゼルビアと並んだ。

関連記事>>【浦和レッズ】スコルジャ監督とクラブW杯で世界を驚かせ、クロップ、メッシを呼べないか! フットボール本部の成果と課題、現実×理想…夢を見させてくれ、世界に一つの赤きダイヤモンド│轡田哲朗×塚越始 「クラブの今まさに分岐点」について考える

 トゥーレルは試合後のフラッシュインタビューで、「前半は今シーズンのベストとも言える内容でしたが、後半は相手に持って行かれた。それでも全員で耐えられたことはとても良かったです。負けが許されない状況だったのホッとしています。異なるコンペティション(ACLエリート)をしっかり勝ち、またリーグ戦でも、ヴィッセルをより高い位置へ、みんなの力で押し上げていきたいです」と語った。

Ads

Ads