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【浦和】27日ホーム最終清水戦、「声出し応援」を実証実験で一部解禁か

浦和レッズのサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

対象は「北ゴール裏」、現在Jリーグが政府に要請中。

 J1リーグ浦和レッズはこのほど、11月27日に開催される2021シーズンのホーム最終戦となる37節・清水エスパルス戦(埼玉スタジアム・14:00キックオフ)のチケット発売概要を発表した。

 収容人数上限は40パーセントの2万4000人、ビジター席の設置なし。また「ワクチン・検査パッケージ」を採用し、2万4000人の上限を超えてチケットを販売する。

 その実証実験の一環として、「北ゴール裏指定席」を「ワクチン・検査パッケージエリア」として、現在ガイドラインで制限されている「人と接触する応援」「密を作る応援」「声を出す応援」といった応援スタイル緩和のトライアルを実施できるよう、現在Jリーグから政府に申請中であることを報告している。

 この「技術実証」が承認された場合、「北ゴール裏指定席」はすべてワクチン・検査パッケージ対象エリアとなる。観戦にあたっては「ワクチン接種済証・ワクチン接種記録書」(11月14日以前に2回目の接種を完了したもの)または「陰性証明(PCR検査)」が必要なエリアとなる。

 クラブは「チケットを購入の際にご留意ください。『北ゴール裏指定席VT(Vaccination Testの略、ワクチン検査パッケージ対象の席)』の実施概要については、決まり次第ご案内いたします。今後のさらなる入場者数制限緩和と、再び熱気ある満員のスタジアムを取り戻すために行う各種技術実証の実施にご理解ご協力をお願いします」と呼び掛けている。

 あくまでもスタジアム全体ではなく、「ワクチン検査パッケージ」による「北ゴール裏指定席」対象。「声を出す応援」の一歩を今年最後に踏み出せるか――。

 その後の天皇杯の準決勝、決勝(日本サッカー協会主催)の対応にも注目が集まる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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