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田中達也が現役引退。浦和、新潟で21年「夢のような素晴らしい時間」

契約満了となった新潟の田中達也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

Jリーグでのキャリア通算は「101ゴール」。

 J2リーグのアルビレックス新潟は12月4日、元日本代表FW田中達也(TANAKA Tatsuya)が2021シーズンをもって現役引退すると発表した。

 田中は1982年11月27日生まれ、山口県出身、39歳。帝京高 ― 浦和レッズ ― アルビレックス新潟。通算成績は、J1リーグ333試合・66得点、J2リーグ55試合・3得点、ルヴァンカップ64試合・17得点、天皇杯22試合・11得点、ACL8試合・3得点。Jリーグでの公式戦の通算成績は、484試合出場、101得点・22アシスト。

 日本代表として国際Aマッチ16試合・3得点。

 田中は次のようにクラブを通じてコメントしている。

「山口県の周陽スポーツ少年団でサッカーを始め、周陽中学校、帝京高等学校と進む中で指導してくださった指導者の方々や、日々切磋琢磨しながらトレーニングをしてくれた仲間たちのおかげで、プロサッカー選手になることができました。

 浦和レッズで12年、アルビレックス新潟で9年。この21年間で自分を成長させてくれた、たくさんの監督のおかげで、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました。

 時には大きな困難にぶつかり、挫けそうな時もありましたが、共に戦ってくれたチームメイトやスタッフ、そして、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんの存在が、自分を何度も奮い立たせてくれました。

 そして、自分を育ててくれた両親や自分をサッカーに導いてくれた兄、一番近くで一緒に戦ってくれた妻、パワーの源の子どもたちにも、とても感謝しています。

 多くの方々のサポートのおかげで、とことんサッカーをやり続けることができた自分は本当に幸せ者です。何よりも、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームを着て引退できることを、誇らしく思っています!

 皆さん、本当にありがとうございました」

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[文:サカノワ編集グループ]

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