【鹿島】「俺、鈍感じゃないんで」ノーゴールが続く鈴木優磨が語った“本心”「もちろん苦しい。でも、この先にある景色がどうなのか」。ACLEジェッツに7得点大勝もFWで唯一人無得点
ACLEジェッツ戦、後半45分間プレーした鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
リーグ7試合をはじめ公式戦全試合出場も、いまだゴールネットを揺らせず
[ACLエリート 第1節] 鹿島 7–1 ニューカッスル・ジェッツ/2026年9月15日19:00/カシマサッカースタジアム
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート2026-27のリーグステージ第1節(マッチデイ1)、J1リーグの鹿島アントラーズがオーストラリアAリーグのニューカッスル・ジェッツに7-1の勝利を収めた。
チャヴリッチが前半だけでハットトリックを達成し、フル出場した徳田誉も2ゴール。さらに途中出場した田川亨介もファーストタッチで得点を決めた。この日出場したFWで唯一得点がなかったのが、後半45分間プレーしたエースの鈴木優磨だった。
鈴木はリーグ戦では開幕から全7試合で先発し、天皇杯を含め公式戦全9試合に出場中だ。今回もチームのゴールラッシュのなか、無得点に終わった。
「苦しいか苦しくないかで言ったら、もちろん苦しいですよ。でも、この先にある景色がどうなのか。ここまで点を取れなかったことはないので。でも、一つ獲れたらまた行けると思うし」
鈴木は試合後、そのように率直な胸の内を明かした。
「チームとしても今日のような戦いをできることが強みになっていきます。『今日は“流し込み”ができないから“刻んでいこう”』とか。刻んでいったところで中を締められたら流し込もうとか。もっと幅広くできれば、本当に強いチームになっていく。3連敗していますが、決して内容がとんでもなく悪いわけではない。とはいえ、やっぱり、そこの点(ゴール)で貢献できていないのは非常に悔しいです」
その通りだ。鈴木がいることで鹿島の攻撃は機能している。あらゆる位置であり、相手の嫌がるポジションで起点になれるのは強みだ。
むしろ――。鈴木の2026-27シーズン初ゴールはいつ決まるのか。いつ決めてくれるのか。サポーターの期待は最大に高まっているとも言える。
「(一つビッグチャンスを)外したあとなので、なんとも言えないですけれど……。悔しいですよ。あとは俺がいかにゴール前へ入っていくか」
そして鈴木自身も、どこを変えずに高め、どこを変えて対応すべきか。自問自答を繰り返している。
「今この時期だからこそ、自分のプレーっていうのは、すごく見ています。自分と似ている選手のプレーも見ています。どうやってもう一度ここから点を取ろうかと、自分自身と本当に向き合えています。逆に向き合いすぎちゃっている」
そして鹿島のエースは「俺はいい意味で、鈍感じゃないんで」と苦笑いを浮かべた。
「そこが自分の良さであり悪いところでもある。あまり考えすぎないように。ただ今日は本当に、勝てて良かったです」
週末9月19日は鬼木達監督の古巣である川崎フロンターレとのアウェーゲームだ。鈴木優磨の待望のゴールがここで飛び出すか――。
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