【日本代表への推薦状】4バック採用へ米国で飛躍する濃野公人、鹿島を優勝へ導いた右SBを見たい!
鹿島時代の濃野公人。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
MLSで6試合連続先発、2アシスト。指揮官も「非常に良い選手」と評価
J1リーグの鹿島アントラーズからアメリカMLS(メジャーリーグサッカー)のDCユナイテッドに移籍したDF濃野公人(Kimito NONO)が2026シーズン、右サイドで躍動している。
24歳のサイドバックは8月15日のモントリオール戦でデビューすると、いきなり同点ゴールをアシスト。それ以降も起用され、9月12日のアトランタ戦までリーグ6試合連続で先発し、計493分に出場、2アシストを記録している。
9月9日のコロンバス戦では、右サイドからの鋭いクロスを放ち、タイ・バリボのゴールを引き出した。チームは2-1で勝利を収め、現地メディアによると、鹿島の元指揮官でもあるDCユナイテッドのレネ・ヴァイラー監督は濃野について「これまでの全試合で自分が良い選手だと証明している。ボールの扱い方、走り方への感覚があり、落ち着いている」と評価した。
右SBを主戦場としながら、状況に応じて右MFにも対応できるのが濃野の強みだ。鹿島では右サイドバックとして、2024年に大卒ルーキーながらJ1リーグのベストイレブンに選出され、2025年にはリーグ優勝に貢献した。そして現在、加入から約1か月半で米国の環境に適応し、早くも欠かせぬ戦力になろうとしている。
期待されるのが9・10月シリーズでの日本代表への初招集だ。
二次政権以降の森保一監督は4バックの採用に苦慮してきたが、その要因の一つが右サイドバックの“人材難”だった。濃野には高い位置に出ていく推進力があり、クロスだけでなくアンダーラップからパスコースをつくることもできる。一方、代表入りを論じるには、MLSでの継続的な守備対応と、より強度の高い相手との対戦で評価を積み重ねる必要もある。
鹿島でリーグ優勝を経験し、渡米直後から先発の座をつかんだ歩みは見逃せない。4バックの右SBとして、濃野が日本代表のピッチに立つ姿を、多くの人が待望している。
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