輸送トラブルも相次ぐ。中国代表は自力でホテルへ、各国選手が空港で最大6時間待機 愛知・名古屋アジア大会

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選手データを確認できず、車両を手配できないケースも。タイ選手団も17日に約4時間待ち

 愛知・名古屋アジア大会で、選手団の宿泊に続いて移動・輸送システムを巡るトラブルが相次いでいる。タイメディア『カオソッド』は9月17日、中国国営通信『新華社』の報道などを基に、中国やインドなど複数の国・地域の選手団が名古屋の空港周辺で長時間足止めされたと伝えた。

 セパタクローのタイ代表は、選手村として使用されるクルーズ船「コスタ・セレーナ」で宿泊者情報が確認できず、入室までに計約20時間を要した。タイ・オリンピック委員会のタナ・チャイプラシット事務総長によると、17日朝に到着したタイ選手団も、移動用の車両を待つのに約4時間を要したという。

『新華社』によると、中国やほかの国・地域の選手たちも、送迎バスが来ないため名古屋の空港付近で数時間待機した。一部の選手は食事もないまま、待機は最大で約6時間に及んだ。床に横たわったり、椅子で疲労をしのいだりする選手の姿もあったという。

 インドのボート競技チームのコーチは、午前10時頃に到着したものの、4時間以上が経過しても移動できなかったと説明。運営側のシステムに選手情報が表示されず、車両を手配できなかったとしている。

 中国の体操チームでも、21人のうちシステム上で正常に情報が表示されたのは2人だけだった。選手たちは待機中、ヨガマットを敷き、フォームローラーやトレーニングチューブを使って身体を動かした。

 中国バドミントン代表は送迎を待たず、ホテルへ自力で向かう選択をした。空港バスのチケットを全員分確保できず、一部の選手が先に移動。残る選手は、在名古屋中国総領事館が地元の中国人コミュニティーと連携して手配したチャーター車両で、午後4時30分頃に出発できたという。

 中国の卓球、ウーシュー、ボートの各代表は午後5時頃、体操代表は午後6時頃にようやくバスに乗車した。大会運営側はタイ側と緊急協議を行う予定とされているが、選手が競技に集中できる移動環境を早急に整えられるかが問われている。

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