【サッカー日本代表】エース上田綺世が左足裏の筋膜断裂で長期離脱か。11月ブラジル戦に加え、1月アジアカップも欠場濃厚。高井幸大のケースは復帰まで…

上田綺世 写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA

「復帰時期を示すのは難しい」とリール指揮官

 フランス1部LOSCリールに所属するサッカー日本代表FW上田綺世(Ayase UEDA)が、左足裏の足底筋膜を断裂した。11月にブラジル代表、パラグアイ代表と対戦する日本代表のシンガポール遠征への不参加は決定的で、2027年1~2月のサウジアラビア・アジアカップへの参加も極めて難しくなった。

 上田は10月13日のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)アーセナルFC戦で左足を負傷し途中交代を余儀なくされた。フランス紙『レキップ』は、左かかとに痛みを訴え、試合後も足を引きずっていたと報じた。

 リールのダヴィデ・アンチェロッティ監督は16日の記者会見で、負傷が足底筋膜の断裂であると明らかにした。

「少し特殊なケガで、復帰までの期間を示すのは難しい。治療の経過や痛みの程度に大きく左右される。サッカーでは、この種の負傷の回復期間を見通すのは非常に難しい」

 足底筋膜は、かかとから足指の付け根まで広がり、足裏のアーチを支える組織。走行やジャンプ、踏み込みで負荷がかかる。断裂の程度や具体的な全治期間は公表されていない。

 日本代表は11月14日にブラジル、17日にパラグアイとシンガポールで対戦する。この注目の2試合で、エースを欠くことが決定的となった。

 さらに、アジアカップ開幕までは約2か月半。高井幸大(シント=トロイデンVV)もトッテナム・ホットスパーFCに所属していた昨年、同箇所を負傷し、練習再開まで3か月かかった。実戦復帰は5か月後だった。

 負傷の程度により、全治までの期間は大きく異なるという。ただ上田が仮に順調に回復できた場合でも、1月までに間に合うのかは読めない。また、クラブから日本代表への派遣が容認されるかも不透明だ。

 フランスに新天地を求め、開幕から好調をキープしてきた。しかし全4試合に出場した9・10月シリーズ明け、日本のエースストライカーがまさかの形で離脱する事態となった。

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