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FC今治が長谷部誠に熱烈オファーを出していた!「岡田さんからすごくメールが来ていました」

南アフリカW杯で記者会見に臨む日本代表の長谷部誠(左)と岡田武史監督(右)。 (Photo by Mark Kolbe/Getty Images)

南アフリカW杯でキャプテンに指名される。「出会えたことで、自分の人生が大きく変わりました」

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトで2023-24シーズン限りでの現役引退を発表した元サッカー日本代表の長谷部誠が5月24日、都内で現役引退記者会見を行った。5月18日に最後の試合(RBライプツィヒ戦)を終えて帰国した40歳の元代表のキャプテンは、現在の率直な想いとともに、今後、指導者としての道をまず進み、一つずつ経験を積んでいきたいと明かした。

 そのなかで、長谷部を日本代表の主将に指名し2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)でベスト16進出を果たした岡田武史元監督から、どのような影響を受けたのかと質問があった。すると長谷部は岡田氏がオーナーを務めるFC今治からオファーがあったと明かした。

「(「指導者として活躍し、将来、日本に戻って還元してほしい」と岡田さんは発言していたが?)岡田さんはパブリックにはそういうコメントをしてくれているかもしれませんが、僕には『今治でプレーしろ、今治でプレーしろ』って、すごくメールが来ていました(笑)」

 岡田氏としては、ひょっとするとちょっと本気で誘っていたのかもしれない……。40歳まで現役を続けた長谷部は、その出会いもまたキャリアの一つ分岐点であったと振り返った。

「岡田さんとの出会いは大きく、監督としてもですが、人としてもすごくバイタリティがありました。本当に情熱で動いている人でした、岡田さんと出会えたことで、自分の人生が大きく変わりました。ことあるごとに岡田さんからはアドバイスをいただいてきました。これからもいただきたいと思っています」

「ものすごく影響を受けた監督の一人です。そのアプローチの仕方、試合へ入るモチベーションの持って行き方は、すごく勉強になりました」

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 長谷部はそのように岡田氏への感謝を伝えていた。二人が今度、サッカー界でどのような形でコラボレートするのかも楽しみだ。

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