JとBがタッグ!鹿島アントラーズと茨城ロボッツが提携を発表
準決勝の水原三星戦に先発した鹿島アントラーズのイレブン。写真:上岸卓史/(C)Takasshi UEGISHI
スポーツで茨城を盛り上げ、新たな価値を創造・発信。
Bリーグの茨城ロボッツとJリーグの鹿島アントラーズがタッグ――。株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント(山谷拓志社長:茨城県水戸市)と 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(庄野洋社長:茨城県鹿嶋市)が11月29日、相互資源を活用した提携事業の推進に関し、茨城県庁で共同記者会見を行った。
協力内容は、下記の通り。
1.目的
プロバスケットボールの茨城ロボッツと鹿島アントラーズが競技の枠を超え、相互資源を活用した提携事業を推進。スポーツの力で茨城を盛り上げ、新たな価値の創造・発信をしていく。
2.取り組み内容
・茨城ロボッツホームゲームへの鹿島アントラーズマスコットしかお派遣
12月8日(土)開催の茨城ロボッツホームゲーム、バンビシャス奈良戦(青柳公園市民体育館)にアントラーズマスコットのしかおを派遣し、茨城ロボッツマスコットのロボスケと応援協力
・鹿島アントラーズ杯ミニバスケットボール大会への茨城ロボッツマスコット・チア派遣
12月22日(土)、23日(日)開催の20回鹿島アントラーズ杯ミニバスケットボール大会(カシマ スポーツセンター)にロボスケ、ロボッツダンスチーム
・RDTらが駆けつけ、大会盛り上げに協力
3.今後の展開について
・2019-20シーズン鹿行地区でのホームゲーム開催検討
・鹿島アントラーズのデジタルマーケティング
・映像制作等の最先端の取り組みに関する資源活用
・茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントが運営する、まちなか・スポーツ・にぎわい広場 (水戸市)を活用した取り組み(鹿島アントラーズのパブリックビューイング開催等)
・茨城ロボッツ親会社グロービスによる選手のセカンドキャリア形成支援
・アカデミー交流・相互協力(スクール・ユース)
・相互試合告知協力
茨城ロボッツの山谷社長は、次のようにコメントしている。
「鹿島アントラーズが築いてこられた戦績や取り組みを心からリスペクトしています。 茨城ロボッツとしてはアントラーズをお手本として、チームの強化を軸に、地域に愛され、東京からもお客様を茨城県に連れて来られるクラブを目指していきます。ともに茨城県を拠点とするプロスポーツクラブ同士で、双方の発展とスポーツビジネスの発展、地域の発展につながる取り組みにチャレンジ していきたいです」
鹿島の庄野監督のコメントは次の通り。
「鹿島アントラーズはJリーグ百年構想のもと、スポーツ文化の確立、スポーツを通じて地域の暮らしを豊かにするための取り組みを続けております。今回は県内異業種のプロスポーツクラブ、茨城ロボッツと相互資源を活用した協力を進めていくことになりました。この取り組みを、さらなる県内の地域活性化、 Jリーグ百年構想の体現へとつなげていきたいと思います」
文:サカノワ編集グループ