【鹿島】植田直通が語ったリーグ戦に懸ける想い「死ぬ気でやりたい」。13日は湘南とホームゲーム
鹿島の植田直通。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA
GK早川友基は時差13時間の長旅を経て、中1日でホームゲームへ。
[J1 29節]鹿島 – 湘南/2025年9月13日19:00/メルカリスタジアム
インターナショナルマッチウィーク明け、J1リーグ29節、鹿島アントラーズが湘南ベルマーレと対戦する。サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)に選ばれたGK早川友基は時差13時間あるアメリカのコロンバスから、地球をほぼ半周し中1日を経て、この一戦に臨む。
鹿島は前節まで、首位から2ポイント差の勝点52で4位。対する湘南はJ2降格圏18位に沈んでいる。両チームともに、なんとかして勝利を手繰り寄せたい一戦になる。
中断前8月31日の清水エスパルス戦(△1-1)で得点を決めた植田直通は、試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「あと一つ取れればというところであり、自分たちはディフェンダーなのでゼロに抑えるところにこだわらないと勝てない試合だったので、この悔しさを次に生かしたいです」と振り返っていた。
自身の渾身のゴールがチームの士気を高めた。ただ、「いろんな方のアドバイスなどを生かしながら今日は決め切ることができたので、これを次につなげていきたい。自分の点数をもっと増やしていければタイトルに近づけると思うので、そこもこだわっていきたいです」と、さらにセットプレーからの得点を欲していた。
天皇杯と落とし、この清水戦を経て、インターナショナルマッチウィークを迎えた。勝利に飢えている。
「タイトルを失ったのはこのクラブにとって、とても重要なことで、もう残されたタイトルはこのリーグしかありません。自分たちは死ぬ気でやりたいと思いますし、ファン・サポーターもこうして最後まで戦ってくれているので、その期待に応えたいです」
リーグ戦の上位陣は大混戦になっている。この中断期間、どのようにブラッシュアップされたのか。多くのファン・サポーターが来場する予定で、鹿島にとって楽しみな一戦になる。
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鹿島はこのあと20日、アウェーでの浦和レッズ戦を迎える。