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【ルヴァン杯】福岡先勝!次戦、鹿島ホームゲームは声出し応援再開「脅威だが、我々にも後押しを」とアビスパ長谷部茂利監督

長谷部茂利監督。(C)SAKANOWA

鹿島は土居聖真のヘディング弾がポストを叩くなどノーゴール…。

[ルヴァンカップ POステージ1戦] 福岡 1-0 鹿島/2022年6月4日18:00/ベスト電器スタジアム

 ルヴァンカップのプレーオフステージ第1戦、アビスパ福岡が山岸祐也のゴールで鹿島アントラーズに1-0の先勝を収めた。第2戦は6月11日、カシマサッカースタジアムで行われ、感染症対策のため約2年半中止されてきた「声出し応援」の実証調査の対象試合となる。

 福岡は23分、左サイドを抜け出した田中達也の左足のグラウンダーでのマイナスクロスに、走り込んだ山岸が合わせて先制。その後は鹿島が反撃するものの、土居聖真の決定的なヘディングシュートはポストを叩くなどゴールネットを揺らせない。

 後半、鹿島は負傷から復帰したエヴェラウドらが交代出場するが、高い集中を保つ福岡の固い守備陣の前で思うように機能せず。結局、ホームチームがそのまま1-0で勝利を収めた。

 古巣相手に無失点を演じた奈良竜樹は試合後のフラッシュインタビューで、「まだ半分終わっただけ。1週間しっかり準備し、そんな簡単に勝てる相手ではないので気を引き締めたい」「(守備は)まずアウェーゴールを取らせないことを共通理解として臨みました。最後までタフな戦いで、お互いの意地を見せて、福岡が目指しているスタイルのトップにいるのが鹿島だと思うので、その相手にもっといい試合を続けられるようにまた頑張りたいです」と、次戦へ決意を示した。

 また長谷部茂利監督は次戦、カシマスタジアムでの「声出し応援」再開への一歩となる中での開催について、「あのスタジアムでの声を出しての応援は脅威になると思います。我々のサポーターも駆け付けてくれると思うので、その後押しを受けて勝ち上がりたいです」と楽しみにしていた。

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