【J1参入PO】東京V”平成最後の下克上”ならず。磐田が2-0勝利
磐田が東京Vに勝ちJ1残留を決めた。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
磐田がJ1残留、東京Vは11年ぶりの復帰に一歩届かず。
[J1参入PO決定戦] 磐田 2-0 東京V/2018年12月8日/ヤマハスタジアム
J1・16位のジュビロ磐田が2-0でJ2・6位の東京ヴェルディに勝ち、J1残留を決めた。今プレーオフで大宮アルディージャ(J2・5位)、横浜FC(同3位)と上位陣を連破して勝ち上がった東京Vだが、決定機もほとんど作れず敗れた。
試合は終始、磐田のペースで進んだ。41分に小川航基がPKを決めて先制に成功。さらに80分、約21メートルの地点からの直接フリーキックを田口泰士が壁の間を抜いて突き刺し、リードを広げる。
後半アディショナルタイムには、中村俊輔が投入されて試合を締めくくった。
一方、東京Vは渡辺皓太、レアンドロ、李栄直を投入し、終盤はロングボールも多用してアクセントをつけようとした。しかし磐田の大南拓磨と大井健太郎を中心とした強固な守備網を破ることができず、悲願のJ1まであと1勝届かなかった。
来季はJ2から松本山雅FC、大分トリニータの2チームがJ1昇格に昇格。柏レイソルとV・ファーレン長崎がJ2に降格する。
文:サカノワ編集グループ