浦和の男がまた一人…土田尚史GKコーチの退任が決定「日本一幸せなGK、GKコーチでした」
天皇杯を制して歓喜する浦和の西川周作(左)と土田尚史GKコーチ(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
三菱時代の89年からプレー、引退後を含め26年間トップチームに関わる。地域貢献担当のクラブスタッフに就任。
浦和レッズは12月13日、土田尚史GKコーチが退任することを発表した。来季から地域貢献などを担当するクラブスタッフとして活動する。また、今季トップチームに在籍した小坂雄樹コーチの退任もあわせて決まった。
土田氏は1967年2月1日生まれの51歳。現役時代は1989年から2000年まで、三菱重工と三菱自工、浦和レッズでプレー。JSL通算16試合、Jリーグ通算134試合出場。引退後の2001年に浦和のコーチ、2002年から2018年までGKコーチを務めてきた。まさに浦和の生き字引の一人だった。
土田コーチは次のようにコメントしている。
「ファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、ホームタウンの皆さま、浦和レッズに関係するすべての皆さま。選手、指導者、26年間の現場生活が終わることをご報告させていただきます。
皆さまには感謝しかありません。皆さまはいつでも、どんな時でも一緒に戦ってくれます。パワーをくれます。苦しい時は一緒に苦しんで、嬉しい時は一緒に喜んで……。皆さまとピッチの上で共に過ごした時間は終わりますが、これからスタッフとなってクラブを支えていきます。
浦和レッズをもっと素晴らしいクラブにします。
浦和の街、浦和の人たちからもっと愛されるクラブ、スタジアムに足を運んでくださったファン・サポーターの皆さまに、より大きな感動を与えられるクラブにしたいと思っています。
浦和という大好きな街の、愛する浦和レッズで、”世界一のファン・サポーターの皆さま”と一緒に過ごした時間は宝です。
僕は世界一幸せなGK、GKコーチでした。
これからスタジアムで見かけたら声を掛けてください。一緒に話しましょう。
浦和の街で見かけたら声を掛てください。一緒に語り合いましょう!
本当に長い間ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
We are REDS!」