埼スタデビュー橋岡大樹が決勝アシスト!足を攣った終了間際に槙野智章から掛けられた言葉
浦和のDF橋岡大樹(C)SAKANOWA
右ウイングバックとして興梠へピンポイントクロス。
[J1 8節] 浦和 2-1 清水/2018年4月15日/埼玉スタジアム2002
浦和レッズが清水に競り勝ち3連勝を収めた一戦、右ウイングバックで埼スタデビューした橋岡大樹が29分に右サイドからのクロスで興梠慎三の2点目をアシスト。さらに絶え間なく上下動を繰り返すハードワークでも勝点3の獲得に大きく貢献した。
試合終了間際、その橋岡が足を攣るアクシデントに見舞われる。しかし、本人は動じなかったという。
「足を攣っても、ユースのときも伸ばせばすぐ治りましたし、僕は問題なくできます。あの時間帯に交代すると選手が混乱することがあるので、絶対に最後までやろうと思いました」
そして槙野智章からも熱い言葉を掛けられたそうだ。
「槙野選手から『ここだ。お前の見せどころはここからだ』と、すごく良い声を掛けてもらえました。自分はできると思っていましたが、さらにやってやろうという気持ちになりました。最後まで戦えたことで、自信につながります」
興梠へのアシストで課題の攻撃面でも自信を掴んだ。そして大槻毅監督からも「(橋岡の)あのモビリティは重要」と評されていた。リーグ2試合連続フル出場。18歳のルーキー橋岡が1試合ごとに大きく成長を遂げている。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI