【日本代表】遠藤航がベルギーで久々フル出場。アジアカップでの「宿題」

日本代表での遠藤航。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

守田英正、三竿健斗も台頭するなか、シント=トロイデンでの経験を示せるか。

 ベルギー1部リーグのシント=トロイデンは12月23日、KVコルトレイクとホームで対戦して、0-0で引き分けた。

 シント=トロイデンに所属する日本人選手のうち、日本代表の遠藤航、冨安健洋、そしてチーム最多得点を決めている鎌田大地の3人がフル出場した。

 公式戦の連敗を2で止めたが、数多くのチャンスを作りながら、なかなかゴールを決めることができなかった。

 遠藤は次のようにコメントしている。

「2連敗を喫して、チームとしてもう一度ベースに戻り、立ち上がりからアグレッシブにプレスかける、球際は負けない、常にコンパクトにする、運動量で相手を上回る、そういったところはしっかり出せたと思います。

 ただ、チャンスを何度も作っていたので、点を取って勝ちきりたかった。チームが一つになってプレーできたことが一番大事で、それがピッチ上にも少しは表れていたかなと。こういうゲームを続けていければ結果はついてくるので、大事なのは続けることだと思っています」

 遠藤自身も12月1日の17節・アントワープ戦(〇3-1)以来のリーグ3試合ぶりのフル出場を果たした。それ以前の90分間の出場は、10月27日の12節・クラブ・ブルージュ戦(△2-2)まで遡る。

 ベルギーでは「ボランチで勝負する」と明言し、挑戦を続ける。ただボランチやセンターハーフはヨーロッパで最も競争の激しいポジションの一つであり、ジュピラーリーグ(ベルギー1部リーグ)も例外ではない。遠藤が日本代表の活動で帰国した際、シント=トロイデンでのポジション争いについて「切磋琢磨し合えて、とても刺激を受けている」と語ってもいた。

 シント=トロイデンでは今年最後の公式戦として、12月26日にアウェーでKVオーステンデと対戦する。そのあと、遠藤と冨安はアジアカップに臨む日本代表に合流する。

 そのアジアカップで、遠藤は日本の軸として、勝利に導けるか。中盤でボールを奪い切れるタレントは川崎フロンターレの守田英正が台頭。統率力のある鹿島アントラーズの三竿健斗も成長著しい。

 とはいえ日本にいては対戦できないさまざまなタイプのタレントと日常的に対戦し、スキルと経験を積み上げてきた遠藤にも、強い自負があるはずだ。

 アジアカップは、浦和レッズからシント=トロイデンに移籍してから1年半の成長の証を見せる機会にもなる。それがシント=トロイデンでのレギュラー獲得にもつながっていくに違いない。

 まずはベルギーでの年内ラストマッチでしっかり勝利を収め、気持ち良く2019年を迎えたい。

文:サカノワ編集グループ

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