「以前から熱心に声をかけてくれた」菊池大介が浦和から柏へ完全移籍
浦和から柏への完全移籍が決まった菊池大介。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
2年間でリーグ17試合出場。ACL、天皇杯制覇に貢献。
浦和レッズの菊池大介が柏レイソルに完全移籍することが1月5日決まった。両クラブから発表された。
菊池は1991年4月12日生まれ27歳。神奈川県横浜市生まれ。172センチ、68キロ。これまでのキャリアは、就将FC―佐久サームFC―湘南ベルマーレユース―湘南ベルマーレ―ザスパ草津―湘南―浦和レッズ―柏レイソル。
浦和では、おもに両ウイングバックとして、2018シーズン8試合0得点、19シーズン9試合0得点。通算成績はJ1リーグ113試合8得点、J2リーグ162試合24得点。17年はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、18年は天皇杯制覇に貢献した。
菊池は浦和で次のようにサポーターにあいさつをしている。
「2019シーズンから柏レイソルでプレーすることを決めました。
浦和に来てから2年間、試合に出られる時期もありましたが、チャンスを掴めなかったりと、なかなか試合に出られない時期が多かったです。初めて長い期間ケガで離脱もしました。本当に悔しく、不甲斐ない2年間でした。
ただ浦和に来なければ感じられなかった思いや経験できないことも沢山ありました。素晴らしい出会いもありました。
また今年も浦和レッズでチャレンジしたい気持ちもありましたが、新たな場所でもう一度自分自身と向き合い、這い上がり、夢に挑戦することを決めました。
僕を必要としていただき仲間にしてくれた浦和レッズ。そして、どんな時でも前向きな言葉をくれたファン・サポーターの皆さま。僕が試合に出なくても38番のユニフォームを着てスタジアムに応援に来てくれた皆さま。感謝しかありません。本当にありがとうございました。
これからも菊池大介を応援していただけたら幸いです。今年はカテゴリーが違いますが、来年また会いましょう。
負けません!お世話になりました」
また、柏では次のように決意を示している。
「柏レイソルに関わる全ての皆さま、今シーズンから柏レイソルでプレーさせてもらいます菊池大介です。以前から熱心に声をかけていただき、僕を必要としてくださったことに感謝しています。
僕は柏のスタジアムが凄く好きです。あのピッチで躍動して、仲間と喜びを分かち合えるのが待ち遠しいです。昨年悔しい思いをしてここからまた這い上がり、Jリーグチャンピオンを目指すレイソルの力になれるように日々全力を尽くします。
必ず優勝しましょう。よろしくお願いします」
文:サカノワ編集グループ