浦和がブルガリア得点王ソティリウを獲得か「交渉成立の可能性高い」
ピエロス・ソティリウ。(Photo by Emilio Andreoli/Getty Images)
キプロス代表ストライカーが“ラストピース”か。現地メディア報じる。
J1リーグ浦和レッズが、ブルガリア1部PFCルドゴレツ・ラズグラトに所属するキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(Pieros Sotiriou)を獲得か――。
ソティリウは1993年1月13日生まれ、キプロス出身、29歳。キプロス代表として51試合・11得点を記録している。これまで、キプロス1部アポエルFC、デンマーク1部FCコペンハーゲン、カザフスタン1部アスタナFCなどでプレー。そして現在のルドゴレツでは、2021-22シーズン前期13試合・11得点・4アシストとリーグ最多得点を記録している。
ブルガリアメディア『ブルガリア・オン・エア』が2月8日に報じた記事によると、浦和がソティリウの獲得に乗り出し、交渉は大詰めを迎えているという。また、他の地元クラブも獲得を目指していたが、そこに断りを入れたそうだ。
浦和との交渉の中で「出されていたオファーが大幅に改善された。そのため今回は取引が成立する可能性が高まっている」と、最終決定が近づいていると伝える。
現在、浦和のFW登録選手は、キャスパー・ユンカーと高卒新人の木原励のみ。西野努テクニカルダイレクター(TD)は1月の新体制発表会で今後の補強について、「編成については、移籍ウインドーが開いているので、まだ完成したとは思っていません。最後のピースは(探して)、まだいま活動中です」と語っていた。
“ラストピース”がまさにソティリウ――。LASKリンツのトーマス・ゴイギンガーの獲得も噂されてきたが、本命はこの生粋のストライカーか!? クラブからの正式発表が待たれる。
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[文:サカノワ編集グループ]