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昌子が明かすフランス挑戦のキッカケは「ロシアW杯セネガル戦のニアン」

鹿島の昌子源。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「こんな選手がたくさんおるんや!」と駆り立てられる。クラブ公式HPのインタビューに登場。

 鹿島アントラーズからフランス1部リーグ(リーグ・アン)のトゥールーズFCに加入したDF昌子源が、1月6日、クラブの公式ホームページでインタビューに応じる動画をアップした。

 そこで昌子はロシア・ワールドカップ(W杯)でセネガル代表と対戦した際、FWエムベイェ・ニアン(スタッド・レンヌ)と再三にわたりマッチアップを繰り広げ、「こんな選手がたくさんおるんや」と感じ、フランスリーグを一段と意識するようになったことを明かしている。

 冒頭、昌子は「初めての海外生活。文化に触れていきたいですし、そのためにも早くフランス語を覚えて皆さんとコミュニケーションを取っていきたいです」と、フランス語習得への意欲を示した。また、周囲のサポートについて、「アドバイスは、サッカー面では求めていません。(ピッチで)自分で掴んでいこうと思いました。どちらかといえば私生活の面。生活で何が必要か、不便なことはないかと聞きました」とも語った。

 また、トゥールーズに懸ける想いと自身のストロングポイントを、次のように挙げた。

「Jリーグでは経験できない、より高いレベルの試合をやって選手として成長していきたい。世界的には身長は高いほうではなく、頭を使ったプレーで補ってきました。それが自分の長所だと思っています。もちろん身長が低くても、ヘディングでも勝てるように努力していきたいです」

 そしてニアンとの対戦が、今回のフランス挑戦のキッカケになったことも説明している。

「身体能力の高いフォワードが多くいることは知っています。ワールドカップのセネガル戦でニアン(レンヌ)と対戦した時、フランスリーグでプレーしていた(以前カーン、モンペリエでプレーし、この夏、トリノからレンヌへ移籍)と聞き、『こんな選手がたくさんおるんや』と感じました」

 クラブ初の日本人選手として、昌子はとにかく現地で歓迎されている。まさに「日本代表」として、いよいよトゥールーズでの戦いが始まる。

文:サカノワ編集グループ

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