「ちょっと蹴っていい?」菅原由勢が日本代表初ゴール。久保建英との会話を明かす。W杯アジア予選シリア代表に5-0
菅原由勢。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
FKから右にすらしたパスを豪快に叩き込む。「フィーリングはよく、自信もあった」
[北中米W杯アジア2次予選 第2戦]シリア代表 0–5 日本代表/2023年11月21日23:45(現地17:45)/プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム
2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ共催の北中米ワールドカップ(W杯)に向けたアジア2次予選の第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がシリア代表に5-0の勝利を収めて、連勝スタートを切った。
後半立ち上がりの47分、敵陣で得たフリーキックのチャンス。久保が右にすらしたパスを菅原由勢が豪快に叩き込み、チーム4点目をもたらした。
名古屋グランパス出身で現在オランダ1部AZアルクマールに所属する菅原にとっては、嬉しい日本代表初ゴールに。森保2次政権で主力に定着しつつある23歳の右サイドバックは、日本サッカー協会を通じてコメントを発表。このゴールシーンについて、「すごくフィーリングも良かったですし、自信がありました」と振り返る。
「セットプレーを今後武器にしていかなければいけないなか、質は上げていかなければいけないですが、すごく嬉しいです」として、菅原はこれまで携わってきてくれた人たち全てに捧げたいファーストゴールだと、感謝を伝えている。
また、キッカー役としてボールサイドに立った際の久保との会話を明かしている。
「久保選手とは(直接狙うのではなくパスをして)相手をずらしてからで行けるのではないかと話していました。僕自身、昨日(試合前日)の練習でフリーキックを決めていたので『ちょっと打っていい?』と話していました」
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22歳の久保と23歳の菅原、これからの日本を牽引していく若き二人がこのシリア戦、それぞれゴールを奪取。この菅原弾は久保との“共作”となったが、またこのコンビのイメージを共有し合った、セットプレーのみならず得点シーンを期待したいところだ!