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日本代表入りも!?奥川雅也に軍配!鎌田大地との対決、ビーレフェルトがフランクフルトに快勝。長谷部誠も後半開始から出場

競り合う奥川雅也(左)と鎌田大地(右)。(Photo by Alex Grimm/Getty Images)

ラボーナクロスからのゴールも生まれる。

[ブンデス1部 20節] フランクフルト 0-2 ビーレフェルト/2021年1月21日20:30(日本時間22日4:30)/ドイチェ・バンク・パルク

 ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルト対アルミニア・ビーレフェルトの一戦、ビーレフェルトが2-0の勝利を収めた。フランクフルトは2022年に入りいまだ未勝利。フランクフルトの鎌田大地、ビーレフェルトの奥川雅也が先発出場。フランクフルトの長谷部誠は後半開始から途中出場した。奥川はオフ・ザ・ボールの動きが光り、勝利に大きく貢献した。

 好調をキープする鎌田と奥川の対決が注目を集めた一戦。今季リーグ18試合・7得点・1アシスト、4試合連続ゴール中の奥川は、インサイドハーフでボールを引き出しながら、ゴール前にも出没。開始5分、左サイドからのパスに、奥川はスペースへ駆け込んでディフェンダーを引き出し、逆サイドにいたパトリック・ヴィマーが決めて先制! 

 さらに27分、右からのヴィマーのラボーナクロスに奥川がシュートするかと思いきやスルー。背後にいたアレッサンドロ・シェプフが決めて、リードを2点に広げる。

 前半のシュートはフランクフルトから見て9本対4本(枠内3本対4本)。ホームチームは押し込んでいるようで、決め切れなかった。

 そして最終ラインからのビルドアップとスピードアップを狙い、後半開始から長谷部がリベロで投入された。

 ホームチームはその狙い通りしっかりボールをキープしながら攻め込み、鎌田も随所でチャンスを作り出す。しかしビーレフェルトもシステムチェンジなどで対応。奥川は5試合連続ゴールはならなかったものの、勝利に大きく貢献した。

 22日にはカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2連戦(27日:中国代表戦、2月1日:サウジアラビア代表戦)に臨む日本代表メンバーが発表される。奥川はRBザルツブルク時代にフル代表に一度追加招集されたが、新型コロナウイルスの感染者がチームに複数名出たことから、大事をとって合流が送られたことがある。

 今回もコロナの制約があるだけに難しいかもしれないが……。負傷した三笘薫らの招集が難しいなか、奥川はそのプレーを見てみたい選手の一人だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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