マジョルカに今季初黒星。レアルのジダン監督「心配という言葉は好きではないが…」

レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督。(C)Audi Cup 2019

「今の順位にはふさわしくないチームだと分かっていた」。久保建英は約30分間出場、金星獲得に貢献する。

[スペイン1部 9節] マジョルカ 1-0 レアル・マドリード/2019年10月19日/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 RCDマジョルカがレアル・マドリードに1-0で競り勝つ波乱を起こした。レアル・マドリードは今季初黒星。マジョルカのレアル・マドリードからの勝利は、2006年2月以来、13シーズンぶりに。レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍中の久保建英は、59分から途中出場し、ハードワークを最後まで怠らず、無失点勝利に貢献した。

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は試合後の記者会見で悔しさを露にし、そのコメントがクラブ公式ホームページにも掲載された。

「試合の立ち上がりが、非常に悪かったです。失点を喫したあと、前半の終盤から反撃に転じることができました。

 しかし後半に入っても、決定的なゴールチャンスを作ることができませんでした。今日、私たちは、あらゆるものを欠いていました。私は『心配』という言葉が好きではありませんが、スタートに苦しんでいる試合がたくさんあります」

 そのようにジダン監督は、立ち上がりに流れを悪くする現状に首を捻る。

「相手のホームゲームであり、彼らが今の順位に相応しくないチームであることは分かっていましたが、チャンスを作るのに苦しみました。ややゲームを支配したものの、ゴールチャンスを作れませんでした。プランや選手は悪くなかったとはいえ、分析する必要があります」

 そして今後に向けて、指揮官は次のように課題を挙げる。

「私たちは基本的に3日おきに戦っていますが、そのなかで継続性を保つ必要があります。今日のような試合をやっていてはダメです。私たちが重要なことを成し遂げるためには、さらに継続性を保ち、自分たちのプレーに全力を注ぎ込む必要があります。

 怪我をしている選手もいますが、言い訳にはなりません。それを変えることはできませんから。我々には多くの選手たちがいるので、全員がレベルを保持していることを証明する必要があります」

 そのように、今回マジョルカに負けたことも、決して”偶然ではない”と受け止めていることが分かる。何より問題であり課題は、チーム内にもある、と。

 ジダン監督の前で、久保は決定機を作れず好パフォーマンスを見せられた、というわけではなかったかもしれない。ただ勝利のために戦う、そしてしっかり結果を残し、新たな一面を示せたのではないだろうか。

 レアル・マドリードは5勝3分1敗(16得点・9失点)で2位に転落。一方、マジョルカは3勝1分5敗(7得点・12失点)で暫定15位に浮上し、ついに2部降格圏を脱出した。

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[文:サカノワ編集グループ]

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