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【アジア杯日本代表 血液型ランキング】O型がA型に1差で最多、AB型ゼロ。B型は…

攻守の軸である大迫勇也(左上)と吉田麻也(右上)はO型、成長著しい堂安律(左下)はA型、柴崎岳(右下)はB型。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ロシアW杯と比較、興味深い守備陣のO型の多さ。

 アラブ首長国連邦(UAE)のアジアカップを戦う日本代表がグループステージを1位で突破し、ベスト16進出を果たした。次戦は21日、サウジアラビアと対戦する。

 さて、大して関係ない、何も解明されていない、くだらない、と言われつつ気になるのが血液型。今回のアジアカップ23人を調べてみたところ、やはりというべきか興味深い結果が出た。

 まず、アジアカップメンバー23人の血液型ランキングを見てみよう。

順位 血液型 人数
1位 O型  11人
2位 A型  10人
3位 B型   2人
4位 AB型  0人

O型/東口順昭、長友佑都、佐々木翔、三浦弦太、槙野智章、吉田麻也 、 遠藤航、原口元気、塩谷司、大迫勇也、北川航也 
A型/シュミット・ダニエル、権田修一、酒井宏樹 、室屋成、冨安健洋、乾貴士、伊東純也、南野拓実、堂安律、武藤嘉紀
B型/青山敏弘、柴崎岳
AB型/なし

 O型がA型を一人上回って1位に。大きく開いてB型が2人。そしてAB型は今回ゼロとなった。ここでロシア・ワールドカップ(W杯)の時のランキングを振り返ってみる。

順位 血液型 人数
1位 O型  10人 
2位 A型  7人
3位 AB型     3人
3位 B型    3人

O型/川島永嗣、東口順昭、長友佑都、遠藤航、槙野智章、吉田麻也 、 原口元気、長谷部誠、岡崎慎司、大迫勇也
A型/植田直通、酒井宏樹 、酒井高徳、香川真司、乾貴士、山口蛍、武藤嘉紀
AB型/昌子源、本田圭佑、大島僚太 
B型/中村航輔、柴崎岳、宇佐美貴史

 O型とA型が多いという傾向は変わらない。また、今回のアジアカップでは、GKとDF登録の7人がO型。MF登録ではあるが、守備を持ち味とする遠藤航を含めると8人という多さ。血液型と関係あるとは言えないが、確かに、一歩引いたり、俯瞰したり、心は熱く頭は冷静に客観視できる選手が多いようにも感じる。

 A型は満遍なく選ばれていて、室屋成、酒井宏樹、伊藤純也、乾貴士とサイドからの崩しを特長とする選手が多いのも特徴的だ。

 ワールドカップでは4大会連続で最も少なかったB型だが、今大会も少ないとはいえ、チームの船頭役としてコントロールする青山、柴崎のセンターハーフ二人が選ばれている。一方、元々人口的に少ないAB型の選出はゼロに。近年の重要な国際大会に必ずメンバー入りしてきたAB型の本田圭佑が代表から退いたことも関係。A型とB型の両方の気持ちを理解できると言われるAB型不在はチームに何かしら影響するのか?

 ただ、海外に挑戦している若手・中堅の選手のうち、昌子源(トゥールーズ)、中島翔哉(ポルティモネンセ)はAB型、鎌田大地(シント=トロイデン)、伊藤達哉(ハンブルク)、豊川雄太(オイペン)、宇佐美貴史(ドュッセルドルフ)はB型など……AB型とB型には「個性」のある選手も多い(もちろんJリーグにも)。いずれもより厳しいステージに立つ際、日本代表に必要とされそうな人材が揃う。

 あくまで参考にすぎない。ただ、こうしてみると、チームプレーと血液型が何かしら関係しているようにも感じられる。頭の片隅に置いておくと、決勝トーナメントのさなか、ちょっとした小話には使えるかもしれない。

文:サカノワ編集グループ

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