香川真司はモナコ移籍!?『フランスフットボール』など報じる
香川真司 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
フランスの『ヤフー・スポーツ』がまず伝えたというが…。
欧州の主要リーグの冬の移籍期間は明日1月31日木曜日までと、その期限が迫っている。
そんななか、動向が注目されているボルシア・ドルトムントの香川真司だが、フランスのASモナコへの移籍の噂が浮上した。
まずフランスの『ヤフー・スポーツ』が「移籍に向かっている」と伝えると、同国の専門誌『フランス・フットボール』も引用したうえで、「モナコに迎え入られるだろうと」と報じている。
そのうえで香川のドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドでのキャリア、今季リュシアン・ファーブル監督のもと、リーグ2試合にしか出場していないことなどをレポートしている
モナコのみならず、過去に移籍の噂があったマラガ、ベジクタシュなどのサポーターもSNS上で香川へのラブコールを送っている。その流れで報じられたのか、具体的に動きがあるのか……。
モナコは現在フランス1部リーグで、3勝6分13敗の勝点15で20チーム中19位に低迷している。
ドルトムントの地元紙『WAZ』では1月26日、ドルトムントのミヒャエル・ツォルク・スポーツダイレクター(SD)のコメントを紹介。
「シンジは私たちにとって価値あるプレーヤーで、優勝経験者(マイスター)でもあります。もちろん彼が満足していないことは理解しています。
私たちは何度か話し合ってきましたが、もしも、何かしら(オファーなど提案が)机上に置かれれば、友好的にそれについて検討し合うでしょう。
しかし、もしも彼がここに留まっても、私たちにとって、それは問題ではありません」
そのように香川がドルトムントに引き続き残留した場合についても言及していた。
2018-19シーズンの香川は、ファーヴル監督のもと、一時はチャンスを掴んだが、若手の台頭と香川自身の負傷による離脱も重なり、これまでリーグ2試合の出場にとどまり、最近はリーグ戦は14試合連続でベンチ外だ。
香川はドルトムントと2020年6月まで契約を結んでいる。欧州主要リーグの移籍期間は1月31日まで。クラブは移籍金を2~3億円ほどに減額してオファーを待っているとも伝えられる。
その後も3月29日までウインドーが開くJリーグなどには移籍できる。欧州内での移籍にこだわるのであれば、その後、シーズン終了まで再び待たなければならない。
文:サカノワ編集グループ