×

48歳トッティが現役復帰か「連絡が頻繁に来る。現在のセリエAに『10番』がいない」

9月にジローナ対ローマ戦を観戦したトッティ。 (Photo by Simone Arveda/Getty Images)

『ガゼッタ』が「トッティが再びスパイクを履いてセリエAでプレーするかもしれない」。

 ASローマで活躍した元イタリア代表フランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)が、現役復帰を示唆した。複数クラブからコンタクトが尽きないといい、本人も満更ではないというのだ。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、2017年で現役引退したローマの王子がベッソン主催イベントに登壇。その席でプロ復帰への意欲とも受け取れる発言をした。

 48歳になったトッティは「セリエAのさまざまなチームが私に連絡を取ってきます」と明かす。そして「2、3か月、しっかり練習すれば準備は整うはずです。今日のセリエAに10番がいませんからね……」と語った。

 決して非現実的な話ではなく、同メディアは「トッティが再びスパイクを履いてセリエAでプレーするかもしれない」と伝える。トッティは「それは難しいとは分かっていますが、人生に絶対はないと言えます。プロキャリアを終えてから、何年もプレーし続ける選手もいます。敬意を表して言いますが、どこでプレーするかにもより、もしもセリエAに戻るとしたら、しっかりトレーニングする必要があるでしょう」と、ピッチに再び立てるという自信を見せる。 

 元サッカー日本代表の中田英寿ともチームメイトでセリエA制覇を果たし、ローマの伝説となっている。2017年に引退した元イタリアを代表する『10番』は、運営するトッティ・スポルティング・クラブでも活動し、世界中のさまざまなイベントでプレーしていて、「フル出場は難しいかもしれないが、半分であればできるのではないか」と真剣に語る。

関連記事>>鎌田大地のパレス8試合未勝利で『解任論』噴出のグラスナー監督「将来には前向きだ」

 現地ではイタリアのセリエBであればサンプドリアもトッティ獲得を検討していると報じられている。トッティの現役復帰―――いくつかの条件がパズルのようにハマると、一気に話が進展するかもしれない。

Ads

Ads