酒井高徳が汚名返上の無失点勝利に貢献。ハンブルク8強進出!
ハンブルクの酒井高徳。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
DFBカップ、久保裕也のニュルンベルクに1-0。
[DFB杯 ラウンド16] ハンブルク 1-0 ニュルンベルク/フォルクスパルクシュタディオン
ブンデスリーガ2部ハンブルガーSVの酒井高徳が汚名返上とばかりにチームを支え、DFBカップ(ドイツカップ)のベスト8進出に貢献した。
直前のリーグ20節のアルミニア・ビーレフェルト戦(●0-2)で開始12分に一発退場を受けていた酒井は、別のコンペティションであるこの試合に4-1-4-1の右サイドバックとして先発フル出場。久保裕也の在籍する1部の1.FCニュルンベルクに対しチームは一歩も怯まず、54分にベルカイ・エズカンが決めたゴールを守り切り、1-0で逃げ切った。ハンブルクの伊藤達哉は70分から途中出場、一方、久保はベンチ入りしたものの出場しなかった。
ハンブルクのハネス・ヴォルフ監督は試合後、次のようにコメントしている。
「(直前のビーレフェルト戦は)無防備な状態に持ち込まれ、酒井は1対1の悪いポジションに持ち込まれ、レッドカードを受けました。(0-2の敗戦を受けて)こうした間違いが二度と起こらないように私たちは話し合いました」
「(今回の勝利について)DFBカップは単純に『カルト』だ。ベスト8進出は非常に喜ばしいが、ここからは、とにかくクールだ」
17位に低迷しているとはいえ1部リーグのニュルンベルクに勝利できたことで自信を深められた。現在リーグ戦の首位に立つハンブルクは次戦2月11日、酒井は出場停止になるが、ホームで21節・ディナモ・ドレスデン戦を迎える。
文:サカノワ編集グループ