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井手口陽介のフュルト新監督が週末の”デビュー戦”へ意欲「非常に勤勉なチーム」

グロイターフュルトの新監督に就任したシュテファン・ライトル氏。(C)SAKANOWA

12位に低迷…井手口が後半戦のキーマンに。

 日本代表にも選ばれた元ガンバ大阪のMF井手口陽介が所属するブンデスリーガ2部のSPVGGグロイター・フュルトは2月9日、シュテファン・ライトル新監督のもとで初陣となるMSVデュイスブルク戦を迎える。

 クラブは今季率いてきたダミール・ブリッチ前監督は最近6試合勝ち星がなく、直前の2月2日のSCパーダー・ボルン07戦では0-6の大敗。6勝6分8敗21得点で12位に低迷するなか、その試合の2日後に解任された。

 新たに招へいされたのは、前インゴルシュタット指揮官である41歳のライトル監督だ。新指揮官は練習後間もないものの、チームに次のように手応えを得ていた。

「非常に勤勉なチーム。仕事をするためのしっかりと明確な指示を出すことが大切。新鮮で前向きな視線を持ち、新たな方向へと進んでいます。一体感と情熱、1対1で負けないこと、それに走って貢献すること、そのすべてを土曜日の”ゼブラ”(デュイスブルク)との試合に凝縮させたい」

 9月に右ヒザ後十字じん帯断裂を負った井手口はボールを蹴れるまでに状態を戻している。この状況を打破するキーマンとなってきそうだ。

文:サカノワ編集グループ

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