松本の新助っ人ペレイラが”大きな”存在感「ここから1日1日を大事に」
大宮とのプレシーズンマッチで存在感を示したレアンドロ・ペレイラ。(C)SAKANOWA
190センチのストライカーが高さのみならず、スピードや突破でも魅せる。
[Jリーグ PSM] 大宮 2-0 松本 /2019年2月9日/NACK5スタジアム大宮/6,286人
4年ぶりにJ1復帰を果たした松本山雅FCの新助っ人FWのレアンドロ・ペレイラが、大宮アルディージャとのプレシーズンマッチで先発出場し、期待を抱かせる”大きな”存在感を示した。
ブラジル人ストライカーは前田大然、町田也真人と前線のトライアングルを構成。前半は相手の出方をうかがいながらコンビネーションも探り、リズムに乗ってきた後半には岩上祐三のFKにヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。が……判定はオフサイドに。徐々に連係も良くなっていくなか、76分に永井龍と交代した。
「監督から練習で言われてきたことを、徐々にですが試合の中で出すことができました。これからさらに、少しずつ連係を高められていければと思います。日本に来た当初よりもコミュニケーションも取れてきています。ここから1日1日を大事にして、上手く調整していきたいです」
レアンドロ・ペレイラはそのように手応えを得ていた。
ブラジルのシャペコエンセで2018年に34試合11ゴールを決めた、27歳になる190センチの長身FW。背後に素早く抜け出す動きやドリブルでの仕掛けなど、高さだけではないというプレーの幅の広さも示した。これから前田、永井、町田、高崎寛之、セルジーニョ……と、どのように相乗効果を生み出すのか。期待が膨らませるファーストインプレッションになった。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI