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2年後内定のFW上田綺世が鹿島の特別指定選手に

鹿島への再来年の加入が内定した、法政大の上田綺世。昨年はアジア大会に出場して準優勝。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

大学とプロ、二足の草鞋を履いてプレー。

 法政大学のFW上田綺世(うえだ・あやせ/現在2年)が、鹿島アントラーズの特別指定選手に登録された。大学でプレーしながら、鹿島での公式戦の出場が可能になる。上田は2年後の2021年度からのプロ入りが内定している。大学とプロの二足の草鞋を履いてプレーし、徐々にプロ(鹿島)へシフトしていく。

 上田は1998年8月28日生まれ、茨城県出身。182センチ、76キロ。これまでのキャリアは、吉田ケ丘サッカースポーツ少年団―鹿島アントラーズノルテジュニアユース―鹿島学園高校―法政大学。

「JFA・Jリーグ特別指定選手」とは、サッカー選手として最も成長する年代に、種別や連盟の垣根を超え、「個人の能力に応じた環境」の提供を目的とし、全日本大学連盟、全国高等学校体育連盟等の所属チームに登録されたまま、受け入れ先となるクラブでJリーグなどの試合出場が可能となる。

 得点力に長ける上田は関東リーグで2年間23ゴールを記録。昨年は森保一監督の率いるU-21日本代表(現・U-22代表)としてアジア大会にも出場した。

文:サカノワ編集グループ

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