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鹿島の日本代表FW上田綺世がサークル・ブルッヘに完全移籍。小泉文明社長もエール「ベルギーからステップアップしていってもらいたい」

ベルギー挑戦が決まった鹿島の上田綺世(右)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

シーズン途中の移籍、本人は決意「結果で示していくしかないことも分かっています」。

 J1リーグの鹿島アントラーズは7月1日、日本代表FW上田綺世(UEDA Ayase)のベルギーリーグ1部サークル・ブルッへKSVへの完全移籍について、クラブ間の基本合意に達したと発表した。翌2日には離日し、メディカルチェックなどを経て正式契約が結ばれる予定だ。

 上田は1998年8月28日生まれ、茨城県出身。182センチ・76キロ。これまでのキャリアは、鹿島アントラーズノルテJrユース ― 鹿島学園高校 ― 法政大学 ― 鹿島アントラーズ。J1リーグ通算86試合 38得点、リーグカップ11試合・5得点。天皇杯4試合・4得点。AFCチャンピオンズリーグ2試合・0得点。日本代表9試合・0得点。

 上田はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「このたび、サークル・ブルージュ(サークル・ブルッヘ)KSVへ移籍することになりました。世界を見渡した時に決して若いとは言えない自分が、プロサッカー選手として新しい環境に身を置き、 成長したいという思いから、この決断をしました。

 シーズン途中でチームを離れることの意味は、理解しています。決めた以上、結果で示していくしかないことも分かっています。

 ともに戦った選手、スタッフ、ファン・サポーター、パートナー、地域の方々、すべてのアントラーズファミリーに対し、感謝の思いしかありません。

 勝利のために必要なプレーを追求していくという、自分が考えるフットボールの本質と向き合い、一瞬一瞬を大切にして、この先も戦っていきます。応援、ありがとうございました」

 またメルカリ会長でもある鹿島の小泉文明社長はツイッター(@Koizumi)で、「上田綺世選手の移籍について、ベルギーからステップアップしていってもらいたいです。応援してます!クラブとしては貴重な戦力の移籍はダメージですが、今いる選手たちで一致団結してタイトルに向けて戦い続けていきます。応援宜しくお願いします!」とエールを送っている。

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