神戸リージョ監督、一問一答「ロティーナとの初対戦は27年前」「新加入組の融合は…」
神戸のフアン・マヌエル・リージョ監督。(C)SAKANOWA
チーム作りは――大満足とはまではいかないが満足している。
[J1 1節] C大阪 神戸/2019年2月22日/ヤンマースタジアム
ヴィッセル神戸のフアン・マヌエル・リージョ監督が、このほど行われたJ1リーグ全チームの代表選手と監督が一堂に会する「Jリーグ・キックオフカンファレンス」に出席し、メディアの質問に答えた。プレシーズンのチーム作り、開幕戦で対戦するセレッソ大阪のロティーナ監督との意外な関係など……指揮官が応じた一問一答は次の通り。
――プレシーズンのチーム作りの手応えは?
「このプレシーズンはまずケガ人を出すことなくトレーニングを積み重ね、開幕を迎えることが何より重要でした。藤谷壮が少しケガをしてしまっているので、大満足とまでは行きませんが、満足はしています。チームとして、そういった(選手の揃った)状況なので、しっかりトレーニングを積めば、より良くなっていける循環ができています」
――新戦力が多く加わったが、アンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキをはじめ既存戦力との融合は上手くいっているか?
「たくさんの選手が加わったとよく言われますが、基本的には4人が新戦力だと言えます。伊藤元太(松山工業卒)と小林友希(神戸ユースから昇格)は年代的に下から上がってきた選手。『新戦力』と呼べる4人も昨シーズンから継続している路線に、そのまま加わってくることができるタレントばかりです。だから適応に関しては、そこまで難しくなかったと感じています」
――開幕はC大阪戦。同じスペイン人のロティーナ監督との対戦になるが?
「2節もスペイン人監督との対戦(鳥栖のルイス・カレーラス監督)が続きますね。C大阪のロティーナはずっと以前からの知り合いです。初めて彼のチームと対戦したのは27年前なんです。そこから何度も対戦してきました。しかも私たちは出身地がとても近く、バスクとリオハで、隣同士と言えるエリアです。私たちは非常にいい関係を築けてきているので、この対戦は本当に楽しみにしていました」
「フライデーナイトJリーグ」C大阪対神戸は2月22日19時30分、ヤンマースタジアムでキックオフを迎える。先着4万5000人にシャウエッセン入りスープ無料プレゼント、来場者先着3万人へのベースボールユニプレゼント、NMB48のハーフタイムショーなどが企画されている。
文:サカノワ編集グループ