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神戸主将2年目、ポドルスキが誓う「日本でレガシーを創り出す」

神戸のポドルスキ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今週末のホーム開幕戦に向けて、「スペシャルなファーストマッチを」とファンに呼びかける。

[J1 2節] 神戸 – 鳥栖/2019年3月2日15:00/ノエビアスタジアム神戸

 セレッソ大阪との開幕戦を0-1で落としたヴィッセル神戸が、今週末、ホームで今季初戦を迎える。対戦相手はフェルナンド・トーレス、元バルセロナFCのイサック・クエンカの所属するサガン鳥栖だ。鳥栖も開幕戦を落としているだけに、上位進出を狙う両チームにとって、勝点3が欲しい一戦となる。

 神戸で昨季に続いてキャプテンマークをつけて戦う元ドイツ代表の「10番」ルーカス・ポドルスキは、C大阪戦後の23日にSNSのツイッター(アカウントは @Podolski10)を更新して次のように英語で悔しさを露にするとともにファンに呼びかけた。

「私たちが望んだスタートではありませんでした。分かっています。シーズンは長いです。勝利は必ずや訪れます、そのためにハードに練習に取り組みますし、ファンの皆さん、スペシャルなファーストマッチを贈ってください」

 そのようにファンに鳥栖戦で力を与えてほしいと訴えていた。

 また、ポルディは24日に「情熱を持ち、胸のエンブレムのために戦います」と、神戸のユニフォーム姿の写真とともに投稿。さらに25日には、「日本でレガシーを創り出す」と「#VisselKobe」や「#Japan」のハッシュタグとともに誓っている。「レガシー=後世に残すべき大切なもの」を構築していく考えだ。

 多くの海外有力選手がJリーグでプレーしてきたなか、ポドルスキは神戸で3年目のシーズンを迎えた。彼ほどの代表クラスでのキャリアを持つ選手が、こうして腰を据えて、日本で戦ってきたケースは少ない。

 アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャらとともに、日本に何かを残そうと戦っている。鳥栖戦では果たして起用法などで変化はあるのか。その強烈な左足が火を噴くのか。神戸のサポーターはもちろん、日本と世界の多くのサッカーファンが楽しみにしている。

文:サカノワ編集グループ