長谷川唯が3人置き去り弾。なでしこがブラジルに勝利
日本女子代表の長谷川唯。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
3得点全てベレーザ勢。籾木結花と小林里歌子も決めて、3-1の勝利を収める。
[シービリーブスカップ] 日本 3-1 ブラジル/2019年3月2日/日産スタジアム
アメリカで開催中の4か国対抗「She Believes Cup(シービリーブスカップ)」で、日本女子代表(なでしこジャパン)が3月2日の第2戦、ブラジル女子代表に3-1の勝利を収めた。
なでしこジャパンは23分に中島依美が中央から持ち込むと、右サイドをフリーで走り込んで籾木にパス。籾木は技ありのループでGKの頭上を抜いて先制点を決める。
一時は同点に追いつかれたものの、81分、素早いサイドチェンジから籾木の右サイドからのクロスに途中出場の小林里歌子がヘッドで合わせて代表初ゴールを奪う。
そして圧巻は85分、同じく途中出場の長谷川唯がドリブルで相手ペナルティエリア内に進入。右サイドからシュートを打つとみせかけて切り返すと、DF二人とGKの逆を取ることに成功。3人の完全に裏をついて、左足でシュートを突き刺してみせた。
初戦でアメリカに引き分けていた日本はこれで今大会、1勝1分。3月5日(日本時間6日午前7時25分~)にイングランド女子代表と対戦する。
文:サカノワ編集グループ