「鹿島をさらに強くするため」小笠原満男が鹿島のアカデミー・アドバイザーに就任
鹿島での現役時代の小笠原満男。(C)SAKANOWA
一人でも多くトップチームに昇格し、鹿島の中心、日本の中心として活躍できるよう、全力を注ぐ。
鹿島アントラーズは3月8日、昨季限りで現役引退した小笠原満男が新設のアカデミー・アドバイザーに就任すると発表した。
小笠原は1979年4月5日生まれ、岩手県出身。これまでのキャリアは、盛岡太田東サッカー少年団―大宮中―大船渡高―鹿島アントラーズ(1998)―メッシーナ(2006、イタリア)―鹿島アントラーズ(2007~2018)。
今後は「アカデミー・アドバイザー」として、スクールからユースまで育成部門の全カテゴリーに対し、これまでのプロ経験を生かした実技や指導などのサポートを行っていく。
小笠原は就任に際し、次のようにコメントしている。
「鹿島アントラーズがさらに強くなるため、現役を引退した自分に何ができるのか、クラブと話し合いを重ね、育成部門にアドバイザーという形で携わることになりました。これまで、プロサッカー選手としての約20年間の経験を、トップチームの選手たちに伝えてきたつもりで、これからは育成年代の選手たちに自分が培ったものを還元していこうと思います。アカデミー出身の選手が一人でも多くトップチームに昇格し、アントラーズの中心、日本の中心として活躍できるよう、自分の力のすべてを注いでいきます」
文:サカノワ編集グループ