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コロンビア戦先発決定&解説。「南野VS香川」「堂安VS宇佐美」チーム内の競争を促す

4-2-3-1の予想。南野と鈴木の2トップもあり得る。(C)SAKANOWA

アジアカップ出場機会のなかったチーム最年長のGK東口順昭がスタメンに。

[キリンチャレンジカップ] 日本 – コロンビア/2019年3月22日19:20/日産スタジアム 

 コロンビア戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。注目のトップ下は南野拓実、センターフォワードは鈴木武蔵が入り、ロシア・ワールドカップ(W杯)以来の代表復帰となった香川真司、初招集の鎌田大地はベンチスタートとなった。

 森保一監督は2列目に、アジアカップとこれまでの中心選手だった南野、中島翔哉、堂安律を並べた。彼らへの信頼が感じ取れるとともに、「南野対香川」「堂安対宇佐美」といったチーム内の競争を促そうという意図もうかがえる。

 一方、ケガの影響もあったとはいえ、アジアカップで出場機会のなかったチーム最年長32歳の東口順昭が、今回スタメン復帰を果たしている。決してレギュラーの「確約」は誰にも与えていない、と同時に、トレーニングでの取り組みによってあらゆる選手にチャンスが与えるという”メッセージ”もその起用には込められている。

 ボランチには柴崎岳と山口蛍のロシア・ワールドカップ(W杯)組が選ばれた。そしてキャプテンマークをつけるのは柴崎。森保監督の選手たちに対する刺激の与え方もまた巧みだ。日本の中心となるべき彼らが、今回のチームにどのような効果をもたらすのか注目だ。

 また、サイドバックはアジアカップで控え組だった室屋と佐々木が入った。コロンビアの強力なアタッカー陣を相手に結果を残せれば、レギュラー獲得に一歩近づけるチャンスでもある。

文:サカノワ編集グループ

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