大迫勇也の復帰はいつ?今週末も微妙か…嘆き節のブレーメン監督
日本代表での大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
背中の痛みを再発させる。「8週間も同じ質問に、同じように答えている!」。
[ブンデスリーガ 27節]ブレーメン – マインツ/2019年3月30日/ヴェーザー
ヴェルダー・ブレーメンの大迫勇也が別メニュー調整が続いている。今週末にホームで組まれている1.FSVマインツ05戦の復帰はこのままだと厳しいようだ。 マインツ戦に間に合わなかった場合、年明けからアジアカップ期間を含め10試合連続で欠場することになる。チームに負傷者も相次いでおり、大迫にとっても、クラブにとっても、不在による打撃は大きい。
ブレーメンを専門的に扱う地元メディア『ダイヒ・シュトゥーベ』によると、チームは3月26日に週末のマインツ戦に向けて練習を再開したという。そのなかで、大迫は、クラウディオ・ピサロ、フィリップ・バルグフレーデとともに別メニュー(全体練習には参加せず、個別のメニュー)だったとレポートしている。
また、22日の段階で、ブレーメンのフロリアン・コーレフェルト監督は大迫について、「先週から再び問題を抱えている。背中の筋肉系が固くなってしまっている。状態は決して良くはない」と説明。今後の見通しが再びつかなくなったと言っていた。
そして記者からの復帰時期に関する質問に対し、「もう予測に関する話はしたくない。私はもう8週間も同じように説明をしてきた。来週末にはひょっとしたら……と。もちろん、彼もそう思っている。マインツ戦には間に合ってほしい。しかし、難しい状況だ」と答えている。
さらに、大迫不在の間に活躍してきた40歳のピサロも前節のレバークーゼン戦は負傷により欠場するなど、チームは最近リーグ連勝を収めているものの、苦しい台所事情となってきている。
何より、アジアカップの代償がここまで響いている点も問題だ。日本サッカー協会としても、大迫本人に対してのみならず、ブレーメンに対して、できる限りのサポートをしていきたい。
とにかく大迫がブレーメンのユニフォームを着てピッチに立つ姿を、1日も早く見せてもらいたい。
文:サカノワ編集グループ