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【日本代表】新キャプテン遠藤航が抱くのはむしろ危機感「前回は長谷部さんが引退しポジションを奪いに行ったように…」

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

東京さらにパリ五輪世代の新たなメンバーが加わり、「年を取ったなと思います(笑)」。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 – ウルグアイ代表 /2023年3月24日19:30/国立競技場

 森保一監督のもとでの第2次政権初陣となる「キリンチャレンジカップ2023」、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)対ウルグアイ代表戦が3月24日、国立競技場で開催される。FIFAランキングは日本20位、ウルグアイ16位。

 カタール・ワールドカップ(W杯)を経ての最初の試合。森保一監督からキャプテンに指名されたのが遠藤航(VfBシュツットガルト)だ。つまりウルグアイ戦での先発起用も“当確”となった。

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 試合前日に取材に応じた30歳のボランチは、東京オリンピックのみならずパリ・オリンピック世代からも新たなメンバーが加わったなかで「年を取ったなと思います」と笑う。そして「若い選手が入ってきて、また新たな競争が始まり、一つひとつの活動がすごく大事になってきます」と気を引き締めていた。

「チームとしてまた次の(2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ共催のW杯に向けて)約3年半、どのように成長していけるかにトライすることが求められます。個の競争とチームの底上げをしていきたいです」

 一方で、4年前の森保体制立ち上げ時との心境の違いを問われた遠藤は、むしろ危機感を示した。

「前回(2018年)は、長谷部(誠)さんが引退して僕もポジションを取りに行く、そこで結果を残してやるんだという思いがありました。今度は逆に、どちらかというと自分のポジションを奪いにくる選手が、どんどん新たな世代から入ってきていて、僕もさらに成長を続けなければいけないと思っています」

 ただし、カタールW杯では日本代表の中心選手としてベスト16に導いただけに、「大黒柱」としての責任感もある。

「加えてチームがさらに上へ行くため、成長するためにどうしたらいいかを考えられるようになっています。そのあたりのチームの中心としての自覚みたいなものは、前回と少し異なるところがあります」

 2026年に向けて、ピッチ内外で遠藤がどのような役割を担っていくのか。日本のダイナモが、チームを支え、キャプテンとして牽引していく。

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