猶本光が女子DFBカップ決勝進出。フライブルク史上初!「特別な瞬間にいれたんだなぁ」
浦和時代の猶本光。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
途中出場で貢献。5月1日、強豪ヴォルフスブルクとケルンで対戦。
なでしこジャパン(日本女子代表)のMF猶本光が所属するSCフライブルクが3月31日の女子DFBカップ準決勝、TSGホッフェンハイムに2-0で勝利を収め、クラブ史上初の決勝進出を果たした。
試合は26分にヤニーナ・ミンゲ、50分にギウリア・グウインが得点。2-0とリードした60分に猶本がシャルロン・ベックと交代出場し、中盤の一角に入った。
試合はそのまま2-0で逃げ切り、フライブルクが初のファイナル進出を果たしてみせた。
決勝は5月1日、ケルンのラインエネルギーシュタディオンで行われる。対戦相手は現在女子ブンデスリーガで14勝2分1敗(74得点11失点)と驚異の成績で首位に立つVflヴォルフスブルク。リーグ戦では7勝3分7敗(38得点25失点)と差をつけられている相手に、どこまで食い下がり、勝利をもぎ取ることができるか。
猶本は自身のSNSのツイッター( アカウントは @hikaru_naomoto )で、次のように決勝進出について”レポート”している。
「Pokal決勝進出!今日は激しいゲームだった~30分息が上がりっぱなしでめっちゃきつかった…リーグ戦とはテンポが違う試合で、新しく勉強になった。10番で出たけど、楽しかったなぁ。試合後からずーーっとお祭り騒ぎ。ほんとドイツ人のパワーってすごいわ。」
さらに、チームにはファイナル進出記念Tシャツが用意された。それを着たチームメイトの写真とともに、次のようにもつぶやいた。
「フライブルクが決勝に進出するのってすごいことみたい。FinalTシャツ作ってるし。ずっとフライブルクにいる選手は泣いて喜んでたし。。。特別な瞬間にいれたんだなぁ。」
フライブルク初優勝なるか――。猶本にとっても、ドイツに渡った真価を発揮する貴重な機会となる。
文:サカノワ編集グループ