神戸がリージョ監督と契約解除、コーチ陣交代。一体何が?「私と家族にとってこれがベスト」
契約解除が決まった神戸のフアン・マヌエル・リージョ前監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
吉田孝行氏が復帰。ヘッドコーチはマルコス・ビベス氏が昇格。
ヴィッセル神戸は4月17日、フアン・マヌエル・リージョ監督の意向を受けて契約解除に至ったと発表した。あわせてイニーゴ・ドミンゲス・ドゥラン・ヘッドコーチ、ホルヘ・ムニョス・ディアス・アシスタントコーチの契約解除も決まった。これに伴い、吉田孝行氏の監督就任が発表された。
53歳になるスペイン人指揮官は昨年10月から指揮。今季これまで、J1・10位(3勝1分3敗)、ルヴァンカップはグループステージCグループ1位(1勝2分)の成績を収めていた。
リージョ前監督は次のようにコメントしている。
「ヴィッセル神戸のスタッフ、選手、そして会長、社長、ファンの皆様ありがとうございました。神戸という街で暮らし、素晴らしい方達と仕事をし、かけがえのない経験ができました。人生では難しい決断をしないといけないこともあります。私と家族にとってはこうすることがベストだと思いました。ヴィッセル神戸は私の心の中に常にあり続けるでしょう。皆さん、今までのサポート、本当にありがとうございました」
そのように家族に関する事情が関係したようだ。
また、クラブは吉田孝行氏の監督復帰を発表した。体制は次のようになる。カッコ内は年齢。
▽監督
吉田孝行(42)
▽ヘッドコーチ
マルコス・ビベス(44)
※アシスタントコーチから昇格
▽アシスタントコーチ
林健太郎(46)
内山 俊彦(40)
▽GKコーチ
アレックス(46)
▽フィジカルコーチ
咲花 正弥(44)
▽コンディショニングコーチ
田中 章博(39)
文:サカノワ編集グループ