激闘!川崎がダミアン&知念のツインシュートで執念ドロー
再三にわたりチャンスを作った川崎の齋藤学。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
グループステージ突破へ望みをつなぐ。5月7日はホームで上海上港との”大一番”。
[ACL GS4節] 川崎 2-2 蔚山現代 /2019年4月23日/等々力陸上競技場
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ4節、川崎フロンターレが蔚山現代FCと2-2で引き分けた。
開始8分、ペナルティエリア手前から大島僚太の左足の鋭いパスを、小林悠が柔らかいタッチでコントロールしたあとに強烈なショットを突き刺して先制に成功する。
しかしその後、蔚山現代の猛反撃に抗い切れず、17分、31分にゴールを決められ、1-2と逆転を許してしまう。
後半開始から川崎は田中碧を下げて、知念慶を投入。さらに家長昭博から脇坂泰斗、中村憲剛からレアンドロ・ダミアンと攻撃的なカードを切っていく。
迎えた82分、ゴール前の混戦から小林のシュートのこぼれ球に、レアンドロ・ダミアンと知念が同時に蹴り込む”ツインシュート”のような形になり(記録は知念のゴール)、蔚山現代ゴールをこじ開けた。
その後もホームチームが押し込んだが、小林の決定的なシュートは惜しくも枠の外へ。そして最後は知念の強烈なショットも枠を捉え切れず、2-2で引き分けた。
蔚山現代は2勝2分の勝点8でグループ1位をキープ。川崎は1勝1分2敗の勝点4で3位。2位の上海上港とは勝点1差だ。
川崎は次節、5月7日にホームで上海上港との”大一番”を迎える。
文:サカノワ編集グループ