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中村憲剛氏がJFAのロールモデルコーチ就任。内田篤人氏に続き2人目

川崎の中村憲剛。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

来週開始のU-17日本代表キャンプに参加。40歳まで現役を経験、「これからの日本の未来を担うであろう若い世代に伝えていけたら」。

 日本サッカー協会(JFA)は4月8日、ロールモデルコーチとして中村憲剛氏を迎え入れることが決まったと発表した。中村氏は今後、アンダーカテゴリーの日本代表チームをはじめ、JFAが取り組む若年層の強化および普及に関わる活動に参加し、中村氏の持つ経験、知見を後進の育成に当ててもらう。さっそく4月12日から高円宮記念JFA夢フィールドで始まるU-17日本代表候補トレーニングキャンプに参加する。

 中村氏は1980年10月31日生まれ、東京都出身。2003年から2020年まで川崎フロンターレ でプレーし、日本代表として国際Aマッチ68試合に出場し6得点を記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ日本代表メンバー。2013年にはFIFAコンフェデレーションズカップにも出場している。

 JFAの反町康治技術委員長は次のようにコメントしている。

「内田篤人ロールモデルコーチに続き、中村憲剛氏もロールモデルコーチとして代表強化に協力してくれることを大変嬉しく思います。加入当時J2だった川崎フロンターレをJ1で3度の優勝遂げるチームへと押し上げた立役者であり、代表としてもFIFAワールドカップ、 FIFA コンフェデレーションズカップ、AFC アジアカップと大きな大会で戦った経験を持っています。 代表選手としてはもちろん、プロサッカー選手としてのピッチ内外の振る舞いを若い選手たちに身を持って示してほしいと思います」

 中村氏は次のように抱負を語っている。

「この度、日本サッカー協会・ロールモデルコーチとして契約していただくことになった中村憲剛です。このような貴重な機会をいただき、嬉しく思います。自分が幼い頃から40歳で引退するまでに培ってきた経験を、アンダーカテゴリーの代表チームをはじめ、これからの日本の未来を担うであろう若い世代に伝えていけたらと思っております」

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[文:サカノワ編集グループ]

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