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恩師ミシャの前で決めた、李忠成が横浜FM初ゴール!

横浜F・マリノスの李忠成。(C)SAKANOWA

DFふたりの間をすり抜け、左足で一撃!グループ首位に立つ。

[ルヴァン GS5節] 札幌 0-4 横浜FM/2019年5月8日/札幌ドーム

 今季浦和レッズから横浜F・マリノスに完全移籍で加入したFW李忠成が、5月8日のルヴァンカップ・グルーステージ5節の北海道コンサドーレ札幌戦、横浜FMが1-0とリードして迎えた59分、今季公式戦初ゴールを突き刺した。試合はさらに新人の山谷侑士ら2点を加えたアウェーの横浜FMが4-0で快勝。グループ首位に浮上した。

 3月の練習中に負った左橈骨骨折から復帰を遂げ、4月28日のJ1鹿島アントラーズ戦(〇2-1)で1分間出場、そして今回スタメンに名を連ね”完全復活”を印象付けた。しかもサンフレッチェ広島と浦和時代にプレーした札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督の目の前で、決めた――。

 左サイドの混戦からティーラトンを経由し山田康太がパス。それをペナルティエリア内で受けた李が相手DFふたりの間をすり抜け、GK菅野孝憲のポジションを見切り左足で鋭いシュートを放つ。ボールは逆のサイドネットを揺らし、チームに2点目をもたらした。

 松原健が先制ゴールを決め、イッペイ・シノヅカと横浜FMユースから昇格した新人の山谷が、それぞれ大会通算2点目を奪取。終わってみれば、今季最多4ゴールで快勝を収めた。

 グルーステージは勝点で並んだ場合、対戦チーム同士の成績が優先される。横浜FMは札幌と勝点8で並んだが、通算1勝1分でリード。加えて得失点差でもプラス1上回った(横浜FMがプラス3、札幌がプラス2)。

文:サカノワ編集グループ

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