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原口今季ノーゴールでハノーファー2部降格。「初めての苦い経験」とドル監督

ハノーファーの原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

フライブルクに勝利を収めたものの……。

[ブンデスリーガ 33節] ハノーファー 3-0 フライブルク/2019年5月11日/AWDアレーナ

 ハノーファー96がフライブルクSCに3-0の勝利を収めたものの、Vfbシュツットガルトの1部・2部入れ替えプレーオフ圏の16位以上が確定し、あと1試合を残して来季のブンデスリーガ2部降格が決まった。

 原口元気は3-5-2の右ウイングバックでフル出場を果たし、勝利に貢献。しかしゴールはまたも奪えなかった。今シーズンの成績は、27試合0得点4アシスト。

 ハノーファーが勝利を収めたが、16位のシュツットガルトもVflヴォルフスブルクに勝ったため、自動降格の17位以下が確定した。18位の1.FCニュルンベルクの降格も決定。

 ハノーファーのトーマス・ドル監督は試合後の記者会見で次のように語った。

「もちろん降格が決まってしまったことは、何も素晴らしくもない瞬間です。今日負けたわけではありませんが……。今日は何人かが復帰し、いいプレーを見せてくれました。とても素晴らしいスタジアムの雰囲気を経験できて、しかし、誰もこの最終結果には何も満足などしていません。私にとっても初めての降格になり、それは苦いものです」

 ヘルタ・ベルリンから今季加入して背番号10をつけた原口だが、チームに貢献できたとは言えず、悔やまれる結末を迎えた。アーセナルFCとの契約により終盤戦は出場機会を得られなかった浅野拓磨とともに、来季の動向も今後の注目点となる。

文:サカノワ編集グループ

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