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香川真司の移籍候補にフェネルバフチェ。ドルトムント紙が報じる

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ベシクタシュのライバルへ!? 真相はいかに。

 トルコ1部リーグ(シュペルリーグ)ベシクタシュJKに所属するMF香川真司が5月24日の34節、カムスパシャSK戦で先発出場を果たし、チームの3-2の勝利へ導いた。ベシクタシュは19勝8分7敗の勝点65で3位が確定。来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得した。

 香川は5試合ぶりに先発し、80分までプレー。2列目(インサイドハーフ)でパスを引き出しながら攻撃のリズムを作り、20歳のギュヴェン・ヤルチュンのハットトリックをサポートした。

 その香川のシーズン後だが、ベシクタシュ残留の可能性は低いと言われる。香川はドルトムントとあと1年契約を残しており、ドルトムントは完全移籍での放出を基本線に考えている。しかし、大規模な来季の緊縮を迫られるベシクタシュは、香川の完全移籍での獲得は難しいと言われる。

 そんななかでドルトムントの地元紙『WAZ』は、香川の移籍先候補にイスタンブールのライバルであるフェネルバフチェSKを挙げている。次のようにレポートしている。

「香川は2月からイスタンブールに本拠を置くベシクタシュにレンタルされた。デビュー戦で2ゴールを決めるなど、計13試合に出場して4得点2アシストを記録。ただ2010年のダービーヒーロー(アウェーのシャルケ戦で2得点)が、今後どのような動向を追うかは分からない。噂には同じイスタンブールをホームにするフェネルバフチェが、このドリブラーに興味を持っている」

 そのように何と、ベシクタシュのライバルであるフェネルバフチェが候補に挙がっているという。フェネルバフチェは33節を終えて9位。優勝を決めたガラタサライ、3位のベシクタシュに大きく水をあけられているだけに、再建への切り札として、香川に白羽の矢を立てるのか――。最終節を終えたことで、香川の動向にも注目が集まる。

文:サカノワ編集グループ

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