ラツィオが日本代表MF南野拓実の獲得を検討。ミズノの公式サプライヤー契約を受けて
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
サッリ監督のスタイルにフィットすると“太鼓判”。
イタリア・セリエAのSSラツィオが2022-23年の新シーズンに向けて、イングランド・プレミアリーグ・リバプールFCの日本代表MF南野拓実の獲得を検討しているという。イタリアメディア『コリエレ・デロ・スポルト』がこのほど報じた。
南野はリバプールではカラバオカップ(4得点)、FAカップ(3得点)でチーム最多得点を記録し、その2冠達成に貢献した。今シーズン公式戦トータル10ゴールを奪取。しかし一方、プレミアリーグでは先発わずか1試合(そのサウサンプトンFC戦でゴールを奪取)にとどまった。
27歳のアタッカーはリバプールとは2024年6月まで、あと2年契約を残している。ただし現在の立ち位置からすると、コンスタントにピッチに立てるチャンスのある新天地を求める可能性が高い。
そうしたなか今季セリエAで5位に終わり、巻き返しを期すラツィオが南野獲得を検討しているというのだ。
というのも、記事によると、ラツィオは新シーズン、ミズノ社と公式サプライヤー契約を締結。トップチーム、女子チーム、ユースなど育成年代、全てがミズノのユニフォームやトレーニングウェアを着用する。
そういった背景もあり、名門クラブは日本人選手の南野に着目しているということだ。
何より戦略家であるマウリツィオ・サッリ監督は、リバプールのユルゲン・クロップ監督とも共通項が多いと言われる。『ザ・ラツィオ』は、RBザルツブルク、リバプールで戦ってきた南野であれば、サッリスタイルにすぐフィットできるはずだ、と太鼓判を押している。
南野には他に、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッド、セリエAのインテル・ミラノが関心を寄せていると言われる。南野は日本代表の一員として、6月2日のパラグアイ代表戦から始まるキリンチャレンジカップ&キリンカップ4連戦に臨む。
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